パインは北欧からロシアにかけ生息する針葉樹です。樹高は40m、周囲は1mの巨大な木で、中には樹齢500年近くのものもあるとか。
パインの精油は針のように尖った細長い葉と、球果から抽出されます。
まっすぐに伸びる性質のパインは帆船のマストに使用されるなど、重要な木材として利用されています。
また、魂を浄化するとして、宗教儀礼にも使われてきたようです。
古代エジプト、ギリシャでは感染症や気管支炎、肺炎や結核の改善に効果があると病気の治療にも活用されてきました。
その優れた殺菌効果と、デオドラント効果は、空気の浄化させるのにも最適です。
パインの精油は、デオドラント石鹸、洗剤、殺菌剤、殺虫剤、消毒スプレーなど幅広い用途で使用されています。
では、パインについて説明させていただきますね♪
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パイン精油の基本知識や楽しみ方
パインの香り
森林浴を思わせるようなシャープでフレッシュな香り。
心へ働きかけるパインの効果
（落ち込んでいる時！自信を取り戻したい時に！リフレッシュしたい時に！）
パインには強壮作用や刺激作用があります。
心が疲れて弱っていると感じる時、落ち込んでいる時に心を癒してくれるだけでなく元気と活力を与えてくれます。
針葉樹に多く含まれるピネンという成分には心を癒す効果が期待できます。
自分に対して否定的な気持ちが高くなったり、内向的になりすぎている時には心を開いて自身を取り戻すことが出来るようサポートしてくれます。
シャープな香りなので、リフレッシュしたい時には最適です。
身体へ働きかけるパインの効果
（呼吸器系のトラブルと炎症に！筋肉痛などの痛みに！）
殺菌、抗菌作用と去痰作用があります。
呼吸器系の炎症や不調など全般的なトラブルに働きかけます。鼻水や鼻づまり、咳などの症状の緩和にもおすすめです。
また、血行促進作用、うっ滞除去作用があります。手足などの冷えを温めたい、肩コリをほぐしたい、首肩のコリからくる頭痛の緩和にも役立ちます。
血流が滞っている時にだるさや倦怠感を感じる時に使うとスッキリできます。
鎮痛、鎮静作用もあるので、筋肉痛などの痛みや関節痛の痛みの軽減にも効果が期待できます。アロマバスで使用するのがおすすめです。
利尿作用も注目されていて、むくみやセルライトの予防にも良いと言われています。
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肌へ働きかけるパインの効果
（湿疹やニキビケアに！アトピー性皮膚炎に！）
皮膚の炎症を鎮める作用があるので、湿疹やニキビのケアに効果的です。
近年の研究では、パインには優れた抗炎症作用があるので、ステロイドに代わってアトピー性皮膚炎などのアレルギー性の皮膚炎による、皮膚の炎症や痒を抑える事が出来るのでは？と注目されているそうです。
皮膚トラブルに使いやすい精油だとは言われてはいますが、皮膚刺激はあるので濃度などには注意してしましょう。
パイン精油を使った楽しみ方！！
パインは目の下のクマのケアにもおすすめ♪ フェイストリートメントに使用してみましょう！！
目のクマは老化現象の1つと言われていますが、それだけでなく寝不足やデスクワークなどで目を酷使した目の疲れでも出来てしまいます。
目の下にクマがあると、見た目が一気に老けるのも気になるし、どうにかできたら嬉しいですよね♪
パインには毛細血管を拡張し、血行を促進する働きがあります。
キャリアオイルで希釈してフェイストリートメントをすると、血行が促進されて目の下のクマのケアだけでなく肌のくすみの改善にもなります。
ニキビや湿疹のケアにも良いとされているので、皮膚のトラブルの改善、くすみやむくみなど、血行不良からくるお肌のトラブルの改善、両方の効果が期待できる優れものです。
パインにはいくつか品種があり、中でもスコッチパインが最も皮膚のケアに適していると言われています。
お肌にトリートメントなどで使用する際には皮膚刺激がありますので濃度を少な目で様子をみながら使用して下さいね！
パイン精油 まとめ
パインと聞くとフルーツのパイナップルを想像してしまうかもしれませんが、こちらの精油はマツ科の針葉樹から採取されます。
とても丈夫な木であり、ハワイアンショップでは木製の食器等も販売されていたりもするので木材としては馴染み深いかもしれませんね。
針葉樹らしい、森の空気を思わせるようなフレッシュでシャープな香りは、リフレッシュ効果が期待できます。
心をスッキリさせたい時、落ち込んでいる気分から抜けだしたい時、自分に自信が持てない時には活力を与えてくれます。
抗菌、殺菌、デオドラント効果が高いので、風邪や感染症の流行る時期に予防として部屋に芳香するのも良いですし、症状が出てしまってからは去痰作用も働きかけてくれるので、症状の緩和や改善をサポートしてくれます。
身体のコリや冷えの改善、お顔のくすみやむくみの改善等、使用用途が幅広いです。パイン、是非お試し下さいね♪
パインの精油 注意事項
・敏感肌や皮膚の弱い方は使用の際に濃度をごく薄めにするなど十分注意をして下さい。
・妊娠初期の使用は避けましょう。
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