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河や湖など水辺でゆらゆらとしている植物って何が思い浮かびますか? 私は山の麓の水辺に育っているあの植物が出てきます。

今回はカラムスのお話。カラムスと言う名前を聞いたも分からなくても、きっとアナタもどこかで見かけたことがあるー!! と言っちゃうと思う植物のお話ですよ。

 

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カラムスって何か水辺とかにいない!?実は日本ではこう呼ばれている

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カラムスというのは聞き慣れないけれど…先ほどお話した「どこかで見かけたことがあるー! と言っちゃう植物」とは一体何でしょう。実はカラムスには和名があるんですよ!!

カラムスは古代インドではお薬として、また、エジプトでは宗教儀式で使われていたようです。日本でのカラムスの姿はこの写真を見れば分かるはず。そう、「ショウブ」と呼ばれる植物なんですよ!

水辺でゆったりと優雅に佇んでいる素敵な植物ですよね。

カラムスの香りは見た目と違う!ちょっぴりオリエンタル調の香り

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ショウブの香りってショウブ湯の時に嗅いだことがありますが、「ドクダミ的な…何かクサい」香りではないですか? カラムスももしかして…と想像するとゾッとしちゃいますが、どうなのでしょうか。

カラムスの香りは想像するクサそうな香りではないようです。実は「スパイシーで甘い感じ」とか「オリエンタル調でウッディー」な香りのようです。

このような香りから、気分を高揚させたりするため古代エジプトでは媚薬のような効果があると言われていたそうですよ(イランイランみたいな子だな! と思っちゃいます)。

 

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カラムスに毒性や発がん性がある? 含まれている主な芳香成分を知ろう

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カラムス、何か魅力的かも…なんて感じて使ってみたいなとも思い始めています。しかし、カラムスには毒性があるらしいのです!

そういえば、ショウブにも毒があるって小さい頃に聞いたような気が。ではこの毒性はどこから来ているのでしょうか。

カラムスの芳香成分には「β-アサロン」を主な芳香成分とします。

このβ-アサロンはショウブ科などの植物で見られるもので、毒性や発がん性があるそうなんです。これが、毒性があると言われる所以です。

また、一部研究によるとアルツハイマー型認知症の治療薬候補物質として期待されているそうなんですよー(なんだ、すごいじゃんβ-アサロン)。

カラムスについてのまとめ

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*カラムスは古代インドやエジプトでお薬などとして使用されていたけれど、その正体は? 実は「ショウブ」だったとは…。

*カラムスの香りは想像するクサそうな香り!? 古代エジプトでは媚薬のような効果があると言われていたんだそう。

*カラムスの芳香成分には「β-アサロン」を主な芳香成分とします。このβ-アサロンはショウブ科などの植物で見られる毒性や発がん性のある物質なんですよ。

カラムスって一体何者なんだ!! と思っていましたが、何だ以外と身近な植物からの精油だったんだなと思うと親近感が湧いてきました。

チャンスさえあれば…フランキンセンスなどと一緒に芳香させてみたいです!

アナタはカラムスについてどう感じましたか? 涼しくなってきたので、まったりとした温かみのある香りで癒されて、明日も頑張りましょう。

 

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