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寒い日に何か温かい物を…とお湯を沸かしてお茶を飲む。そこでちょっと素敵な人はハーブを入れたりします。

カルダモンを手に取ってコーヒーなどを飲んじゃうアナタ!! どうしてカルダモンを手に取るのでしょう?

もちろん香りが良かったりすることもありますよね。でも、カルダモンがどんな働きをしているのかなどを知れば、さらに美味しいコーヒーをいただけるかもしれませんよ。

今回は『カルダモン』についてのお話です。

 

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ところでカルダモンってどんな植物? 植物・精油としてのカルダモン

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カルダモンってどんな植物…スパイスか知っていますか? スーパーなどの食料品店でよくお目にかかるのは、小さな瓶にピスタチオみたいな黄緑色のものが入ったものが売られていますよね。

あまり深く知らないカルダモンについてまずは知ってみましょう。

カルダモンはその黄緑色の姿から想像がつかない『ショウガ科』の多湿を好む植物で、インドやスリランカなどのマレー半島の辺りが原産地として挙げられます。

黄緑色の皮を割るとその中にたくさんの種子があり、精油はこの種子から晩夏から冬にかけて『水蒸気蒸留法』で抽出されます。

また、インドなどで生産されることよりもフランスなどで生産されているんですよー(フランスってやっぱりすごいですよね…)。

コーヒーにinするカルダモンのご利益。カルダモンの歴史や使われ方

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カルダモンについてやんわりと知ったところで、『カルダモンの使われ方』についてのお話を。

アロマテラピーをしていれば、各植物に歴史があります。もちろん、カルダモンにも歴史があってその昔の人々に利用されていた訳です。

 

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カルダモンの名前の由来や使われ方

カルダモンと言う名前の由来はギリシャ語で心臓と言う意味の「kardia」と生薬と言う意味の「amomon」が合わさったものだと言われているんだそうです。

カルダモンはとっても歴史があり、インドの伝統医療であるアーユルヴェーダでは約3000〜5000年も前から使われていました。

そして人々は泌尿器の不調を始めとする不調、ローマやアラブでは消化不良にカルダモンを使用していました。

ショウガ科の精油と言うこともあり、スパイシー。しかしその中に甘い香りがするため心身を温めてくれます。

スパイシーなだけではなく、どことなく『甘み』のある香りがコーヒーに入れるとよく合いますし『消化を促進する』という嬉しいご利益も!!

集中したい時や勇気が欲しい時に! カルダモンの主な芳香成分と働き

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コーヒーに入れるといいことがありそうカルダモーン! なんてちょっとルンルンしつつも『どうして消化不良とかに良いの?』なんていう疑問を解決したいですよね。

そこでここではカルダモンの主な芳香成分や働きについてお話します。

カルダモンには1,8-シネオールや酢酸テルピニル、サビネン、リナロールと言った酸化物類が主な芳香成分です。

この酸化物類の働きとしては『免疫機能の障害を調整し正常にする』、『粘膜の炎症を抑える』、『ウイルス感染を抑制する』、『細菌感染を抑制する』などがあります。

カルダモンが胃腸の不調などに有効なのは酢酸テルピニルの消化不良の緩和、お腹の痛みの抑制などの働きが大きいようです。

また、香りを嗅げば、とても真っすぐなカルダモンのパッションを感じられ(私だけ?)、集中することができます。

沈んだココロに勇気を与えてくれて真っすぐに進むべき道を案内してくれるパワーのある精油の一つです。

 

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カルダモンの精油についてのまとめ

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*カルダモンはショウガ科の多湿を好むマレー半島の辺りが原産地の植物。精油はこの黄緑色の皮を割った中にある種子から種子から晩夏から冬にかけて抽出される。

*カルダモンの由来や歴史ギリシャ語の心臓「kardia」と生薬「amomon」という言葉が由来!? アーユルヴェーダでは約3000〜5000年も前から使われ、ローマやアラブでは消化不良にカルダモンを使用していた。

*カルダモンには1,8-シネオール、酢酸テルピニル、サビネンを始めとする酸化物類が含まれ、胃腸の不調にはこのうちの酢酸テルピニルの消化不良の緩和、お腹の痛みの抑制などの働きが◎

読書をしながらコーヒーを楽しんだりするのにはとっても楽しい季節になりましたね。

『どんな時に精油のカルダモンを使おう』と悩みそうですが、芳香浴が一番手軽に利用できる方法なのでまずはカルダモンの香りを楽しんでみてはいかがでしょうか。

 

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