セージはシソ科の植物で鮮やかな緑色の葉をしています。
高さ30cm~1m近くまで成長し、夏には紫色や白色の花を咲かせます。
セージの学名の「Salvia」はラテン語で「救う」「癒す」「治療する」を意味するサルバーレ(salvare)から来ています。
長寿のハーブとしても有名で、古代から万能薬として民間療法に使用されたりと様々な目的で使われてきました。
肉料理の臭み消し、ハーブティ、オイルの香り付けなどにもよく用いられています。
それでは、今回はセージについて説明させていただきますね!
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セージの精油の特徴とは?
セージ精油の香り
ハーブ系の薬草っぽい刺激の強い香り。
心へ働きかけるセージの効果
(気分のリフレッシュに!集中力をUPしたい時に!)
気分が落ち込んでいる時、悲しみから抜け出せない時、立ち直れない時におすすめです。
気持ちを前向きにし、プラス思考へとサポートしてくれます。
鎮静作用があるので、ストレスでイライラしたり、感情が高ぶっている時に香りを嗅ぐと気分のリフレッシュになります。
セージの刺激的な香りは頭を冴えさせたい時や集中力をUPしたい時に効果的です。
身体へ働きかけるセージの効果
(女性ホルモンの乱れを感じる時に!消化器系のトラブルに!風邪や感染症に!)
女性ホルモン(エストロゲン)と似た成分を多く含んでいます。
生理不順や更年期障害など、女性ホルモンの乱れからくるトラブルの症状緩和に役立ちます。
PMSなど月経前のイライラや頭が重だるく気分も沈んでいる精神面にも合わせて働きかけてくれます。
消化促進作用があります。食欲不振や夏バテで消化不良を起こしている時の症状改善に役立ちます。
殺菌、去痰、強壮作用があります。のどの痛みや咽頭炎、風邪の症状緩和にすすめです。
肌へ働きかけるセージの効果
皮膚刺激が強いので直接肌に使用するスキンケアやトリートメントにはおすすめはできません。注意してご使用ください。
一般的に、白髪や抜け毛の防止、消毒作用や収れん作用があり、傷の治りを助けたりしわ予防や開いた毛穴を引き締める効果があると言われています。
セージを使った楽しみ方!!
セージは皮膚刺激が強いので芳香浴がおすすめです。
仕事や勉強で集中したい時に、集中力をUPしたり記憶力を向上をサポートしてくれます。
ホルモンバランスの乱れが気になる時や、月経前のだるくなりそうな時期に予防で芳香浴すると症状が軽くなるかもしれませんね。
ペンダント型で香りを持ち運べる物もありますが、コットンに精油を垂らして下着に挟んでおくだけでも良いです。
セージ単品の香りが苦手な時は他の精油とブレンドすると香りが柔らかくなります。
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セージとおすすめのブレンド
気分が落ち込んでいる時
セージ×ベルガモット
リフレッシュしたい時
セージ×レモン
ホルモンバランスを整えたい時
セージ×ラベンダー セージ×ゼラニウム
セージについてのまとめ
セージは古くから不老長寿の薬草として知られてきました。
ヨーロッパでは万能薬として重宝され、家庭でも栽培されていて民間療法でも重宝されています。日本で言うアロエのようなイメージでしょうか。。。
「魔を払う」「オーラを綺麗にする」「場の空気を綺麗にする」など優れた浄化作用があるとして、ネイティブ・インディアンの儀式でも使われています。
香りが鋭く強いので、最初に嗅いだ時には苦手だと感じる人も多いかもしれません。
最初は苦手でも、慣れてくるとクセになる香りかも?
心が疲れている時に心地良いと感じる香りとも言われています。
香りに慣れても刺激が強いので高濃度で使用するとクラクラしてしまう場合があります。濃度には気をつけましょう♪
セージは女性ホルモンに似た作用がある事から、月経前や更年期の女性特有のホルモンバランスの乱れからくる不調に特におすすめです。ぜひお試しください!!
注意事項
・刺激が強いので濃度には注意しましょう。
・妊娠中、乳幼児への使用は避けましょう。
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