お吸い物に、茶碗蒸しに、ジュースに、お風呂に…と色んなところでちょこちょこと見かけるあのとっても香りの良い黄色いものと言えば何を思い浮かべますか?
「ユズ」ですよね。ユズの香りは日本人なら一度は嗅いだことがある香りだと思います。実は、いつもお料理に添えられていたり、ジャムとかスイーツになっているユズには精油もあるんですよ。
食べるだけではもったいない、そんなユズのお話の始まり始まりー!
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そもそもユズはどこから来たの? 知ってるようで知らないユズのこと
昔からユズの木が私の祖母の家の庭にあります。なので「今年もユズが実ってきたねー」なんて言う会話はよくあります。…が、「ユズってどこから来たの? 日本の精油だよね? どうなの?」と知らないことが多いことに今さらながら気づいたので、ユズの精油について。
・学名:Citrus junos
・科名:ミカン科
・原産:日本
・抽出部位:果皮
・抽出方法:圧搾法・水蒸気蒸留
ユズは見た目からも分かる通り、ミカン科の植物です。ミカン科の精油は圧搾法での抽出が多いのが特徴ですね。
そして、原産が「日本」ですよ! 主な産地は、四国地方です。
何だかアロマテラピーの精油の原産のところに日本と出てくると少しドヤ! 感を出してしまいたい気になりますが、日本の精油というだけで持っておきたくありませんか?
ユズ精油に含まれる芳香成分。冬至のお風呂にはピッタリな訳とは?
ユズが日本の精油で少しばかりドヤ顔になったところで、芳香成分についても知っておくことにしましょう。
まずは化学的なものを知る前に、「ユズの香りを嗅ぐとココロやカラダにどのような感覚が起こる」かを思い出してみてください。
それを踏まえて芳香成分とその作用…
・リモネン:肝臓の働きの活性化・腸の動きを促進
・γ-テルピネン:静脈を強化・血液やリンパ液の滞りを除去
・α-ピネン:弱った器官などの活性化
などなどがあります。リモネンがこの精油の約半数以上を占めているので、血液の流れが良くなってカラダがポカポカと温まります!
「冬至のお風呂にユズ」はピッタリ。これを思いついた昔の人たちは本当にすごいですね…。
また、ユズの香りを嗅いだ時「シャキーンとしたり、ココロが晴れる感じ、カラダの中も浄化されるような感じ」もしませんか?
私は、お腹から胸のあたりが心地よくなるので、チャクラにもいいのかなと香りを楽しむことにしていますよ!
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ユズと相性の良い精油はたくさん!とっても簡単なオススメの使い方
先ほどもお話しましたが、ユズはミカン科の植物。柑橘系の精油を購入した時に精油をよく見ていただきたいのですが、「他の精油とは違って、期限が短い」です。
なので、ぜひ手に取ったら早めに使ってあげてくださいね。では、「何に使おう、何を相性がいいかな」ということで最後にお話します。
ユズは比較的どんな精油とも相性が良いので、様々な精油とブレンドして楽しめます。
・花:ラベンダー・アングスティフォリア、ゼラニウム・エジプト、ネロリetc…
・樹脂:フランキンセンスetc…
・ハーブ:バジル、ペパーミントetc…
これらの精油だけではなく、他にも相性のいいものがあるので色々試していくと楽しいです! 主な使い方は「芳香浴」か「ホームケア」などが良いでしょう。
【オススメの使い方(とっても簡単)】
重曹の上に数滴ほど滴下し、「トイレの芳香剤」「玄関の下駄箱のニオイ消し」に使うと◎
とってもどころか、性格が出て申し訳ないほどに適当ですね…。でもこんな感じで取り入れると堅苦しくないのでオススメですよ!
ユズについてのまとめ
*ユズはミカン科の植物で、原産が「日本」の精油です! ドヤ顔しながら(?)使いましょう!!
*ユズに含まれる芳香成分の約半数以上がリモネン。血流が良くなってカラダがポカポカ、冬至のお風呂にユズを使うことも納得できちゃう!
*とっても簡単な使い方のご紹介! ユズは様々な精油との相性が良いのでどんどん使ってみましょう。柑橘系の消費期限が短いので、色々な精油とブレンドしたりして楽しんで。
ユズの精油についてお話しましたが、日本人で良かったーと感じる香りの一つかもしれません。自然に生えている植物や土の香りがとても好きなので、本当に落ち着く香りが日本にあって幸せだなあと思います。
ユズの精油を見つけたら、ちょっとだけ「わーい! 日本の香りだ!」と手に取ってみてください。とっても元気になれる香りを私のようなとっても簡単な使い方でも楽しんでみてくださいね。
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