コモンタンジーは中国が原産のキク科の多年草です。1mほどに成長し、明るい黄色い花を咲かせます。
卵料理のフレーバーとして使われていたり、薬としても歴史があり、万能薬とも言われ重宝されてきました。
タンジーの精油はコモンタンジーとブルータンジーの2種類あります。
こちらのコモンタンジーの精油には、ケトン類のツヨンと言う成分が多く含まれる為にアロマテラピーで使用する事は避けた方が良いとの記述があります。
ツヨンには、使用量に十分注意をしないと幻覚作用、中絶作用、発作、痙攣、嘔吐、子宮からの出血などを引き起こす可能性があると言われているからです。
非常に強力な成分をもつ精油なので、細心の注意が必要になります。
その為、一般的には見かけない精油になりますが、コモンタンジーの成分や効能について説明させていただきますね!
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コスモタンジーに関する基本知識、楽しみ方・使い方
コモンタンジーの香り
スパイシーでカンファーの効いたとても強い刺激的な香り。
心へ働きかけるコモンタンジーの効果
元気がない時に!
深く嗅いだり、長く嗅いでいると中毒症状が出る場合があるので芳香浴も充分注意が必要です。
とても強い刺激的な香りなので、瞬間的に芳香すると心に元気を与えてくれたりパワーダウンしている時にエネルギーを与えてくれます。
好みが分かれる香りでもありますが、成分が非常に強くビギナー向けではありません。
身体へ働きかけるコモンタンジーの効果
風邪などで免疫力が落ちている時に!
刺激が強いので、使用は避けた方がよいのですが、鎮痛作用と免疫刺激作用があります。
ハーブのタンジーは虫下し、風邪や熱のある時、消化器系のトラブル、捻挫やリウマチ等の痛みの緩和など、様々な症状に働きかける万能薬として利用されてた歴史があります。
肌へ働きかけるコモンタンジーの効果
皮膚のトラブルに!!
刺激が強い為、アロマテラピーで皮膚に塗布することはしません。
ですが、研究ではコモンタンジーの精油はあらゆる皮膚病に有効であるとの報告もあるそうです。
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コモンタンジーを使った楽しみ方!!
一部のメーカーでは取り扱っているようですが、流通していない希少な精油です。
刺激が強く、中毒症状を引き起こす可能性もあるので、リラクゼーション目的のアロマテラピーでは使用を避ける事をおすすめします。
防虫効果があるので、ごくごく少量で防虫などを目的とした芳香浴なら大丈夫かと思います。
コモンタンジー まとめ
コモンタンジーの精油は一般的には流通していない精油のうちの1つです。
毒性が強く、中毒症状を引き起こす可能性もある事から、一般的には使用をしない事を強く勧められていて、フランスなどでは薬局での限定販売となっています。
タンジーの強い成分は、強直瞳孔、不規則心拍、嘔吐、急速呼吸から、意識喪失胃腸炎、子宮からの出血など・・・危険な中毒症状を引き起こす事があります。。
同じタンジーから抽出される精油のブルータンジーは、手に入りにくい精油ですが成分的には扱いやすいのでアロマテラピーでも使用されています。
コモンタンジーとブルータンジーを間違えると危険なので注意が必要です。
精油はコモンタンジーは黄色、ブルータンジーは青色をしているので確認はしやすいかと思います。
アロマテラピーに使うのにはコモンタンジーはちょっと刺激が強すぎてしまうようですね。
注意事項
・ケトン類のツヨンを多く含む事から中毒症状を引き起こす可能性があります。
・乳幼児、授乳中、妊娠中、なんらかの通院中は使用しない。
・基本的には使用禁止をおすすめする精油です。
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