毎日毎日、パソコンやスマートフォンなどに触れていると、時にぐったりとしてしまい「自然の中で静かにしていたいな…」なんてことを一人で居ると思いませんか?(私だけ…?)
サイプレスはそんな気持ちを受け止めてくれるかもしれないとーっても素敵な精油です。そしてちょっぴり神聖…スピリチュアルな感じの精油でもあります。今回はそんな「サイプレス」のお話にお付き合いくださいね。
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昔とあるものに利用されていたサイプレスにまつわる歴史など
次はサイプレスにまつわる歴史みたいなことについてのお話です。実はサイプレスはその昔「とあるもの」に利用されていました。これを精油の勉強をし始めた際に初めて知った時はちょっと驚いたのです。
サイプレスの歴史はとても古く、キリストが処刑された時の十字架にサイプレスを使ったと言われています(絵画などでしか見たことがない…!)。
古代ギリシャではサイプレスを墓地に植えたり神々の彫刻をする材料に利用し、エジプトではサイプレスを死者を埋葬する際の棺を造るためや医薬品のように利用していました。
ところでこれは余談ですが、地中海にあるキプロス島をご存知でしょうか? この島の名前は島民がサイプレスを崇拝していたことから名付けられたと言われているんですよ。
キプロス島へ行くチャンスがあったらワクワクしちゃいそうですよね!
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森林の中に居るような香り…? サイプレスがくれるメッセージ
「サイプレス」。その名前から想像してみてもどこかスッキリとした涼やかなイメージが湧いてきませんか? ここではサイプレスの香りとサイプレス精油が表す言葉についてのご紹介をしましょう。
サイプレスは「森林の中」という言葉がピッタリな香りです。ヒノキのような香りでもありますが、何となくそれよりも重みのある香りがします。決して鼻を突くものではないんですよね。
要らないものをしっかりと流して、新しいものを生み出てくれて…地に足がついて自分を取り戻せる香りです。
私…この感覚を言葉にしていて後々気づきました! サイプレスには「自分の個性を活かすサポートや変化を受け入れるサポート」というメッセージがあります。香りから与えられるものは精油からのメッセージなのだと改めて感じました…。
色んなものを洗い流してくれるサイプレスの主な芳香成分や働き
サイプレスの香りや精油からのメッセージを受け取ったので(?)最後にサイプレスの主な芳香成分や働きについてお話を進めて行くことにしましょう。
サイプレスの主な芳香成分は身体の器官などを活性化、強化するα-ピネン、咳を鎮めるδ-3-カレンが主に含まれています。
そしてサイプレスで一番注目したい芳香成分があります! それは「α-セドレン」と「セドロール」。
これらの働きはリンパ系や静脈を強化、活性化させたり血液、リンパ液などの体液の滞りを取り除く働きがあります。…ということはサイプレスはむくみやセルライトに◎なんです!
さらに嬉しいことにサイプレスは身体に要らないものを流すだけではなく感情的なものもすっきりとさせてくれるのでココロの不調にもオススメできます(色々洗い流したーい! という衝動に駆られた時によく使います…)。
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サイプレスの精油についてのまとめ
*サイプレスの歴史などのご紹介! サイプレスはキリストの処刑された際の十字架に使われたというお話があったり古代ギリシャでは棺を造るのに使われたんだとか…。
*サイプレスは「森林の中」という言葉がピッタリな香りで要らないものをしっかりと流して自分を取り戻せる香り。これはサイプレスが与えてくれるメッセージ?
*サイプレスにはα-セドレンとセドロールが含まれ、リンパ系や静脈を強化、活性化させたり血液、リンパ液などの体液の滞りを取り除いてくれる! 身体やココロの洗い流したいものがある時にオススメ!
サイプレスのお話をしてきましたが、いかがでしたか? 私はこのお話をしながらサイプレスにゼラニウムやレモンをブレンドして香りを漂わせていました。
サイプレスは心身ともにリセットしてくれる素敵な精油です。何かと忙しい時、悩んでいる時にサイプレス試してみませんか?
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アロマ始めたばかりです。ブルーサイプレスの記事を拝読させていただいてから、時々アクセスしています。もともと香りに興味があり、また、人と関わる仕事をしていることから、リラックスや癒しというものを意識することが多く、アロマの活用を色々考えています。わかりやすく噛み砕いて書いてくださってるので、すごく参考になり、大変楽しく読ませていただいています。
ありがとうございます