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ローレル、私はとっても大好きな精油です。アロマテラピーを勉強し始めた時にどの香りが好きかなと思えば意外にもローレルでした。

ローレルがどのような精油で、どのような歴史や働きがあるのかお話していきます。今のシーズンは悩みがちだったりする方も多くいるかもしれません。ローレルはそんな方の味方になるかもしれませんよ。

歴史あるオリンピックから今日まで! ローレルはどんな植物なのだろう

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カレーやスープを作る時にポン! とお鍋に入れる月桂樹やローリエと呼ばれているあの葉っぱがローレルです(呼び名がたくさんあってややこしいですよね…)。

ここではローレルがどのような植物、精油なのかを知ることにしましょう。

地中海沿岸が主な原産地のローレルはクスノキ科の常緑樹で9mを超える高さになる樹々もあります。また、大変歴史のある植物でもあり、古代エジプトやギリシャ、ローマの人々に愛されてきました。

学名にある“Laurus”は「賞賛する」という意味を持ち、ローレルは古くから勝利を表す植物として知られ、古代ギリシャのオリンピックの勝利者にはローレルで作られた冠が贈られていました。

そして今日、私たちが料理に使用する葉っぱもこのローレルなんです。

スパイシーでほんのり甘く爽やか。前に進みたい時にローレルパワー

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さて、ローレルが古代ギリシャのオリンピックから今日の私たちの料理の香り付けなどにも使われていると知ったところで…香りについて触れましょう。と言っても普段から馴染みのある香りなのではないでしょうか。

ローレルは「スパイシーな中にほんのりと甘ーい、でもハーブっぽい爽やかな」香りです。

シナモンに似た香りと見ることもありますが、個人的にはシナモンとはちょっと違うものです。シナモンは何だか少しもったりとしている気が…(もったりという表現ですみません…)。

この香り、本当にパワーを与えてくれます。特に、、何か決めかねている時や「これがしたかったのか?」なんて悩んでいる時にはしっかりと自分の考えを纏めて、ここぞという時に後押しをしてくれます。

人からの助言も大切ですが、ローレルの香りを私はオススメします。

こんな時にはローレルのお出まし。日常やココロの不調にまで大活躍

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では、ローレルにはどのような芳香成分とその働きがあるのかについてお話しましょう。日常でも躊躇なんてしないで活躍してくれる精油なんですよ!

ローレルには免疫の調整、炎症の抑制、感染症の抑制や神経バランスの調整などたくさんの働きを持っています。風邪の予防、水虫、火傷、ニキビなどの皮膚トラブルをはじめ自律神経系の不調にも大活躍します。

(個人的な体感として)カラダとココロの中で滞っている感情をスッと流し、リセットしてくれるような働きもあるので日々の疲れでどんよりとしたカラダとココロにサヨナラしたい! という時や、自信を取り戻したい時にはローレルのお出ましです。ただ、使用する際には刺激があるので専門家に相談して安全に使用しましょうね。

ローレルの精油について まとめ

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*地中海沿岸が主な原産地のローレルはクスノキ科の常緑樹で古代ギリシャオリンピックから今日まで人々に愛されている植物です。

*ローレルは「スパイシーな中にほんのりと甘ーい、でもハーブっぽい爽やかな」香り。何かに悩んでいる時に後押しをしてくれます。

*ローレルは風邪の予防や皮膚トラブルをはじめ自律神経系の不調にも大活躍。カラダとココロのどんよりした感情を流したい時や自信を取り戻したい時にはローレルのお出ましです!

ローレルについてのお話、いかがでしたでしょうか。ただ料理に使っているだけの植物ではなくて、精油としても私たちの生活を豊かにしてくれています。

ここぞという時にぜひローレルをお傍に置いて、元気をもらってみてくださいね。