スープにパラパラ・・・お肉を焼いてパラパラ・・・うーん!! いい香り! そしてちょっとだけピリっとして身体も温まるーっ!!
というと何を思い浮かべますか?
・・・そう!! 「ブラックペッパー」です!! (いや、そりゃないわ。全然違うものを思い浮かべていたわという方もいらっしゃるかと思いますが。)
ブラックペッパーには精油もあるんですよ。試してみたいけど何に良いんだろう…という疑問を解消すべく今回はブラックペッパーについてお話していきますよ!
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ブラックペッパーはどんな植物? どこを抽出するんだろう?
ブラックペッパーはツル性の多年生植物。水はけの良い土地、そして高温多湿の気候下で育ちます! (私には絶対無理…)
ペッパーにはレッド、ブラック、ホワイトといった種類があり、ペッパーの実は熟していく過程で色が変わっていきます。緑色の果実が最初に実るとそれが赤くなり、熟していくと黒くなります。
これがブラックペッパーの正体です! ホワイトペッパーはこの果皮を発酵させて取り除いたものなんですよ!
皆さんはご存知でしたか??
レッドやブラック、ホワイトと種類があるペッパーですが、精油として一番抽出できるブラックの果実を水蒸気で蒸留し抽出しています!
あの削って使っている部分がまさかの精油になるとは驚きですよね…。
ブラックペッパーはどこから来たの? その歴史はとても古い!?
ではブラックペッパーはどこから来たのでしょうか? ハーブやスパイスは昔からその地の一人々に使われてきましたがブラックペッパーは一体どうなのでしょう?
スパイスと言えば、「インド」!! ブラックペッパーの歴史はこのインドから始まります。約4000年以上も前からインドではお薬として利用していたとされています。
効能については後でお話しますが、その効能から肝臓や泌尿器系の疾患に対し使われていたそうです! また、所変わって古代ローマでは大変貴重なスパイスだったようで「貨幣の代わり」に使われていたそうです!!
・・・今やスーパーで買えちゃうのに…と思っちゃった私です。
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ブラックペッパーの芳香成分や効能ってどんなものがあるの!?
さあ! ではどうして古代の人々は肝臓や泌尿器系の疾患に対してブラックペッパーを使用していたのでしょうか?
この謎はブラックペッパーに含まれる芳香成分から読み解けちゃいますので、主な芳香成分をご紹介!
・サビネン
・β-カリオフィレン
・リモネン
・α、β-ピネン
・δ-3-カレン
聞いたことのある成分もちらほらとありますよね。食品にも使われるスパイスということで、ブラックペッパーの香りが漂ってきたり食べた時にはカラダがココロがどんな反応を示すか想像してみてください!
「お腹が空いてくる」
「カラダが温かくなる感じがする」
「ピリピリとする」
など色々な反応があると思います!
これらは芳香成分中の効能にもリンクしています。
古代インドでは肝臓や泌尿器系の疾患に対し使われてきたとお話しましたが、これには肝臓強壮作用や腎臓刺激作用がある「リモネン」などが作用していると推測できますよね!
血行を促進したり、お腹の動きを活発にしたりとブラックペッパーは働き者です!
しかも…「美味しい!!」のでどんどん振りかけてしまいそうですね…。
ブラックペッパーはこんな時に使うのがオススメです!!
ブラックペッパーの効能を知ったところで「どんな時に使うのがいいのか!?」と思いますよね!
私がブラックペッパーを使う時というのはこんな時です!
「冷えが気になる」
「何だかココロにも元気がない」
そんな時はディフューザーで芳香浴を楽しんでいますよ! オススメなのは「フランキンセンス」と「ローズ」のどちらかとあわせての芳香浴です!
ココロに元気がないな…と感じる時に特にオススメできるのは、ハートに働きかけてくれる「ローズ」がココロを癒してくれます。
気になった方はお試しあれです! 胸の辺りがほんの少し温まる感じがしてきますよ!!
ブラックペッパーについてのまとめ
*ブラックペッパーは多年生植物で、実が熟して黒くなったものを水蒸気蒸留し精油を抽出している!
*古代インドやローマでお薬や貨幣としても利用され、大変貴重なスパイスとして扱われていた!
*肝臓強壮作用や腎臓刺激作用のある芳香成分が含まれ、肝臓や泌尿器系のトラブルに良い!?
*フランキンセンスやローズを一緒に用いてココロを癒しましょう!!
ブラックペッパーのお話をしてきましたが、まだ使われたことのない方はどんな印象を持たれたでしょうか?
ローズもしくはフランキンセンスとの組み合わせは本当に素晴らしい香りなのでこの冬は是非ブラックペッパーをお供にしてみてくださいね!
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