スパニッシュセージはスペインから南フランスが原産のセージの一種です。
香りがラベンダーに似ている事から別名「ラベンダーセージ」とも呼ばれています。
ラベンダーと言っても、真正ラベンダーのようなフローラル系の香りではなくシャープさとカンファー系を感じるスパイクラベンダーに近い香りです。
日本のアロマテラピーではセージと言うとクラリセージがメジャーで、スパニッシュセージはまだまだマイナーな精油かもしれません。
ですが、香りはクセもなく爽やかなので料理や飲料の香り付けに使われたり、香水や石鹸、バスグッズにも広く使われています。
原産国のスペインでは自然療法や民間療法でもラベンダーの代替品としても活用されています。
ではスパニッシュセージについて説明させていただきますね！
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スパニッシュセージの持つ効果効能
スパニッシュセージの香り
清涼感のあるシャープなラベンダーに似た香り。
心へ働きかけるスパニッシュセージの効果
（ストレスが溜まっている時に！神経の疲労に！）
1,8-シネオールとカンファーの含有量が多く含まれます。
そのため、神経系が疲労していると感じる時に香りを嗅ぐと頭をスッキリとリフレッシュさせてくれる働きがあります。
a-ピネンやリモネンを含むので鎮静効果とリラックス効果も期待できます。
張りつめて緊張している心と身体をほぐし、疲れた心と身体をリフレッシュさせます。
心も身体も疲れて気分が落ち込んでいる時におすすめです。
身体へ働きかけるスパニッシュセージの効果
（風邪や感染症に！むくみが気になる時に！）
1,8-シネオールには抗菌・抗ウイルス作用、抗炎症作用があります。
風邪や感染症の初期症状や予防対策におすすめです。
喉の痛みが気になる時や、花粉症の症状を和らげたい時にも効果が期待できます。
利尿作用がある事からむくみ予防にも良いと言われています。女性特有のトラブルにも有効です。
神経毒性のあるケトン類が多く含まれるセージと比べると、スパニッシュセージの方が扱いやすいでしょう。
カンファーはローズマリーの２倍含まれるので注意は必要です。
肌へ働きかけるスパニッシュセージの効果
（頭皮のトラブルに！肌トラブルに！）
切り傷、擦り傷、ニキビ、皮膚炎、湿疹などの肌トラブル、フケや頭皮の減退にも有効です。
ただ、刺激はセージより低いと言われているものの、カンファーの含有量は多いので皮膚へ直接つけるような使用はおすすめできません。
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スパニッシュセージを使った楽しみ方！！
（バスタイムに芳香浴を！！）
肌に直接つける事はおすすめできませんがリラックス＆リフレッシュ効果と香りの良さはバスタイムに嗅ぐのにもってこい♪
タオルに精油を垂らし、浴室内のタオルかけ等にさげておくだけでも香りを楽しめますし、耐水性のあるアロマポットも販売されています。
皮膚刺激が強い精油でバスオイルとして使えない精油におすすめの芳香浴の法です。お部屋で焚くよりも優雅に感じるかもしれません。
睡眠だけでは取れない疲れが溜まっていたり、ストレスから睡眠不足が続く時には試してみて下さいね！！
他の精油とブレンドするのも楽しいですね。
スパニッシュセージ まとめ
原産国のスペインでは自然療法や民間療法でラベンダーに変わるハーブとして重宝されたそうです。
なんだか元気が出ない、憂鬱な気分から抜け出せない、イライラしてしまう。。。
そのような気分の時は誰にでもあると思います。
スパニッシュセージには全身の強壮作用、消化促進、解熱、血圧の降下作用だけでなく神経系をリラックスさせ不安を取り除いてくれる働きがあります。ストレスからくる頭痛も緩和してくれます。
疲れが溜まりすぎて、考え過ぎてしまう。反対に何も考えられない。とにかく辛い。
そんな時でも香りを嗅ぐだけならできるはず♪
カンファーが強いので苦手な方もいるかも知れませんが、バス用品の香り付けに多く使われるクセのない香りは、滅入った気分の時にでも受け入れやすいと思います。
香りを嗅ぐだけでも蓄積されたストレスを発散させるサポートが出来るんです。
心も身体もギブアップしてしまいそうな時には、ぜひスパニッシュセージの香りを試してみて下さいね！！
（注意事項）
・妊娠中の使用はしないでください。
・刺激は少ないとは言われていますが、使用量は控えめに・・・
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