irisu_aroma

イリスの精油って知っていますか? いや、そもそもイリスという植物…お花を知っていますか? 実は誰もが一度は目にしたことがあるあのお花だったりします。

見たことはあるけれど、精油にするととっても高価、そして香りや見た目にもうっとりしちゃう(?)イリスについてのお話していきますよ!

 

スポンサードリンク

植物・精油としてのイリスについて。とってもセレブな精油でビックリ

イリスの写真は一番初めにもありますが、「近くて分からない」という方のために…日本人ならこちらの風景のほうがきっと見慣れているであろう写真を…。

irisu_ayame_aroma

この風景、ニュースなどでも見たことがあるのでは? そうなんです、実はイリスの正体はアヤメだったんです。

植物・精油としてのイリス

学名:Iris pallida / Iris germanica / Iris florentina
科名:アヤメ科
原産地:モロッコ、イタリアetc…
抽出部位:根
抽出方法:水蒸気蒸留法

ここで注目したいのは、イリス精油の学名は「Iris pallida」。一方、日本で見慣れている風景のアヤメは「Iris sangunea」という学名…。

見た目はほぼ同じですよね(でもイリスのほうが妖艶な感じが…)。それはそうと、温暖なところで生息するので世界中のあちらこちらで見かけられます。

イリスの精油は、水蒸気蒸留法で蒸留をされますがこの抽出には非常に時間を要することと採油率が非常に低いため「とっても高価な精油」です。

イリスの濃度にもよりますが1mlで数万円するという何ともセレブな精油です!(ビックリですよね)比較的、お買い求めしやすいものはイリスの濃度が低いものがあるので、試してみたいと思う時はそちらからをオススメします。

イリスの香りは優雅なフローラル系。芳香成分がイリスの香りの特徴

irisu_kaori

アヤメとかショウブにそっくりなイリス。これらの日本でメジャーなお花たちの香りを嗅いだことはありますか?

何だかもう「菖蒲湯」のあの「草の香り満載」のイメージしかできないよ…という方! イリスの香りはそれとは全く別物なのでご安心を…。

イリスの香りは「フローラル系」でココロをほっこり包み込んでくれる香りです。

イリスには「イロン」という芳香成分が含まれています。これがイリスのとっても優雅なフローラル系の香りを演出し、香水などの原料にされています(こう言われると試してくなりませんか?)。

 

スポンサードリンク


イリスは呼吸器系などの不調に◎イリスの働きをサクッとご紹介

irisu_kouka_kounou

イリスの香りなどについてもわかったところで「イリスの働き」について、サクサクッとご紹介します! 香りからちょっと想像できないことに対しても◎なところが素敵ですよー。

イリスにはエステル類やケトン類の芳香成分が含まれています。これらの働きは…

【エステル類の働き】:痙攣・興奮・痛み・炎症を抑える、神経のバランスを整え元の状態へ戻す、血圧を下げる

【ケトン類の働き】:粘液・脂肪を溶かす、胆汁の分泌を促進させる、痰を排泄させる、創傷を治癒させる

このような働きがあります。これらから見るとココロを落ち着かせてくれたり、喘息などをはじめとする呼吸器系の不調に◎。

香りがフローラル系なので、まさかの呼吸器系のお話が出てくるなんて! という感じかもしれませんが…。

フローラル系の香りであって欲しい働きは「美容」関連ではないでしょうか(だっていい香りでお手入れしたいですものね)。

イリスはメラニン生成を抑制してくれるという何とも嬉しい働きもあるので、目指せ白い肌! という方には良いでしょう。

イリスについてのまとめ

*イリスは学名は違えどアヤメ科の植物で日本でもよく見かけるお花。精油は抽出時間が長く、採油率が低い希少な精油のため「とってもセレブな精油」です!

*イリスは芳香成分「イロン」を含み香水の原料にも使われています。香りはフローラル系の優雅でうっとりしちゃう!

*フローラル系の香りで想像がつかないイリスの働きは「ココロを落ち着かせてくれたり呼吸器系の不調」に◎。そして「メラニンの生成を抑制」してくれる働きがあるため美容にも◎な精油です。

イリスは自分でコスメなどを作ったりするのがお好きな方などには試してみたら面白い精油だと思います!

本当にビックリするほど高価な精油ですが、少しずつお金を貯めてゲットしちゃいませんか?

 

スポンサードリンク