ナルシスはヨーロッパが原産のヒガンバナ科の植物です。
日本でも観賞用に栽培されていて、クチベニスイセンとも呼ばれています。
日本人にとって水仙はなじみ深い植物ではありますが、花から採取される精油は採油量が少ない為に高価な精油になっていて、市場ではほとんど見かける事の無い貴重な存在です。
濃厚で甘くフローラルな香りは良い香りでもあるので高級な香水や化粧水の原料として使われています。
一般的にアロマテラピーでは使われることはありませんが、鎮静作用、催眠作用リラックス作用が高いと言われています。
それではナルシスについて説明させていただきますね♪
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ナルシスの基本知識と楽しみ方や使い方
ナルシスの香り
甘く濃厚なフローラルの香りの中に草の様なグリーンが混ざった香り。
心へ働きかけるナルシスの効果
(心を穏やかにしたい時!)
アロマテラピーではあまり使用される事はないのですが、鎮静効果、催眠作用、リラックス作用があると言われています。
ナルシスの鎮静効果は同時に心を生き生きとした気持ちへと導いてくれます。
ストレス等でイライラしたり不安定になった心を穏やかにしてくれます。
身体へ働きかけるナルシスの効果
(筋肉の鎮静に!)
身体へもあまり使用される事がない精油ですが、優れた鎮静作用があります。
筋肉の痙攣を鎮める働きがあります。
鎮静効果は喘息などの呼吸器系のトラブルにも有効と言われています。
消化器系のトラブルにも使えます。
肌へ働きかけるナルシスの効果
(火傷や傷あとのケアに!!)
高級な化粧品の原料には使用されているナルシスですが、アロマテラピーとしてのお手入れで使用される事はほとんどありません。
瘢痕形成作用あると言われています。傷や火傷の傷が治った後の瘢痕組織の形成をサポートしてくれます。
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ナルシスを使った楽しみ方!!
ナルシスの花は非常に良い香りを放ちます。
精油とあると市場にほとんど出回っておらず、高価になる為なかなかアロマテラピーで使用される事がないのが現状です。
周りの人が使っていないレアな精油を探している方や、香りをコレクションするのがお好きな方はお試しになってみてはいかがでしょうか?
粘度が高い精油なので、通常の希釈量の半分位で使用するか、キャリアオイルを倍にする等して扱うのがベストです。
普段のアロマテラピーに特別感を追加したい様な時に、芳香浴やブレンドオイル作りにちょっと加えてみると良いかもしれませんね。
ナルシス まとめ
ナルシスはギリシャ神話のエピソードに登場するナルキッソスに関連する花です。
ナルキッソスが水を飲もうとした時に、水面に映った美少年(自分)に恋をしてしまい、そこから動けなくなり最後には衰弱して死んでしまった。。。
その場所に咲いていた花を彼の名前を取り、ナルシスと呼ばれるようになったという有名なエピソードがあり、ナルシストの語源だとも言われています。
ナルシスの花も美しさと可愛らしさを兼ね備えていて、眺めているとうっとりとした気分にさせてくれます。
ナルシスは水仙の種類で日本でも栽培されていますし、馴染み深い植物ではありますがアロマテラピーでは希少価値が高いです。
手に入れるのも難しいかとは思いますが、品の良い高級感ある香りです。
高級感のあるアロマテラピーを楽しみたい時や、特別なケアに取り入れてみるもの楽しそうですね。
心を落ち着かせて、ラグジュアリーな気分を味わえそうです。
ナルシス、是非お試し下さいね♪
注意事項
・原液を肌に直接つける事は避けましょう。
・妊娠中や小さいお子様には使用を避ける。
・粘度が高く低温で固まりやすい。
・粘度が高いので、濃度は薄めに使用するか、倍で薄めて使用する。
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