まだ7月の中旬に差し掛かる手前だと言うのに、もう暑くて暑くて大変ですね。そんな時には、身体が爽やかな感じの香りを求めてしまいませんか? 私は、爽やかさに加えてちょっとスパイス系の香りを欲しています。
今回は「エレミー!」と人を呼ぶように名前をシャウトしたい感じ…。あの精油とちょっぴり似ている精油(?)なのでスピリチュアルな印象も受ける素敵な精油「エレミ」のお話です。
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エレミはとても大きな植物!精油はやっぱりあの部分から抽出される?
エレミをシャウトしたい気持ちを抑えて…まずは植物・精油としてのエレミについて知っていきましょう。エレミの歴史は意外にも古くかったり、名前の由来も面白いことがわかりますよー!
植物・精油としてのエレミ
・学名:Canarium luzonicium
・科名:カンラン科
・原産地:フィリピン
・抽出部位:樹脂
・抽出方法:水蒸気蒸留法
エレミは、15世紀頃のヨーロッパで軟膏として人々に使用されてきた歴史のある精油です。
学名の「Canarium luzonicium」はマレー語「Canari」とルソン島「Luzon」に由来しています。原産地であるフィリピンでは「ピリ」という名前で親しまれているそうですよ!
ミルラやフランキンセンスと同じカンラン科、精油の抽出部位は「樹脂」というエレミ。その高さは約30m近くにまで成長するんです。とっても大きいですよね!
エレミは爽やかな香りの精油。爽やかな香りで瞑想したい人には◎
エレミの精油を手に取ったことはありますか? 精油はとっても好きだけど敢えてのエレミという方に未だお会いしたことがありません…。
エレミの香りは個人的にとても好きな精油で、「レモンっぽい中にスパイスを感じる香り」かなと思います。
同じカンラン科のミルラやフランキンセンスもですが、瞑想にマッチする香りでこれら二つより爽やかなので、爽やかーな香りを好む方にはオススメですよ!
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エレミは皮膚疾患や咳に◎スピリチュアル? なエレミの働き
エレミの爽やかでちょっとスパイシーな香りで瞑想をするとココロに静けさが戻ってきます。
どの精油にもココロに働きかけてリラックスさせてくれますが、この他エレミにはどんな働きがあるのでしょうか。
エレミには炎症を抑制する働きや傷を治す働きがあり肌あれに良いとされています。ヨーロッパではエレミを軟膏にして利用してきました。
また、弱ってしまった体の器官などを強化、活性化させ免疫力の向上に効果が期待できるため比較的初期の不調や咳を鎮めたり痰を取り除く働きや腎臓を活性化させる働きもあり泌尿器系の不調にも◎です!!
最初にスピリチュアルな印象を…とお話しましたが、エレミはミルラと同じようにミイラを作るために…というかご遺体を保存するためにエレミを利用されていたそうです。
何ともスピリチュアル? な印象を受けませんか!? それくらい抗菌や防腐作用にも優れている精油でもあるんです。
エレミについてのまとめ
*エレミは「ピリ」という名前で原産地で親しまれているカンラン科植物でその高さは約30mにもなるとっても大きな植物で抽出部位もミルラやフランキンセンスと同じ「樹脂」なんです!
*エレミの香りは「レモンっぽい中にスパイスを感じる香り」。これまたミルラやフランキンセンスと同様、瞑想にオススメな精油です(二つの精油より爽やかー!)。
*エレミは炎症を抑制し、傷を治すことなどから15世紀頃のヨーロッパにおいて軟膏として人々に利用され、古代エジプトではミイラ(ご遺体)の保存に利用されていました。免疫力の向上や咳を初めとする呼吸器系の不調にも◎。
エレミー! なんて軽々しくシャウトしそうになっていたことを深く反省したい…それくらい何だか素敵な精油だなあと改めて感じました。
今日はエレミで寝る前に瞑想をしたいと思います。暑くて暑くて辛い季節ですが、アロマテラピーを利用して快適に過ごして行きましょう。
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