スパイス系の精油を日常で使用している方はどれくらいいらっしゃるのでしょうか。
精油と普段よく使っているけれど、スパイス系の精油ってあまり使うことがないな…とちょっぴり躊躇しがちなジャンルかもしれません。
今回はキャラウェイのお話ですが、歴史が想像もしないところから始まる何とも奥深い精油の一つかもしれません。
それではキャラウェイの世界へ参りましょう。
スポンサードリンク
可愛いお花の裏にとてつもない歴史。キャラウェイは生活に不可欠な植物
風に揺られている姿がとても儚く繊細で可愛らしいキャラウェイのお花。
ただ佇んでいる植物かと思いきや、キャラウェイには想像もつかないほど古い歴史があるんですよ。
ここでは植物・精油としてのキャラウェイについてお話します!
キャラウェイはスイスの遺跡から発見されたそうで…その歴史は何と約8000年前、つまり歴史の授業で習った時代にまで遡ります(新石器時代? とかその辺りでしょうか)。
そして古代エジプトでは食べ物に香りをつけるために使用され、ローマではパンを作る際にキャラウェイを使用していたそうです。
現在でもドイツなどで食卓に並ぶパンにはよく入っていますよね。この他に現在では歯磨き粉やお酒など多くの製品に使用されています。
キャラウェイは可愛いお花が印象的なだけではなくて、今も昔も人々の生活には欠かせない歴史ある植物ですよね。
スポンサードリンク
気になるキャラウェイの香りは? この精油とブレンドして癒されよう
アロマテラピーと言えば『精油の香り』、香りを知ることで精油を好きになりますし興味を持ちますよね。そこで、キャラウェイの香りについてまずは知ることにしましょう。
キャラウェイは『スパイシーで甘い』香りで、男性にも好まれるような香りがします(個人的な意見ですが…)。
クミンなども同じような香りですが、キャラウェイはまたちょっと違う香りでアニスなどとブレンドするとココロもほっこりご機嫌になれます。
あとは、カモミールとブレンドしても癒されるのでオススメです。
スパイシーな香りの精油はこの他にもたくさんありますが、似ているようでどれも同じではないところが不思議ですよね。
心身の不調やあの嫌な虫さんにも◎ キャラウェイの芳香成分や働き
キャラウェイ精油はキャラウェイの種子から水蒸気蒸留法で抽出されます。
キャラウェイのとても長い歴史にはもちろんのこと、それと同時に生命力の強さにも驚きますよね。
ここでは、ちょっと嬉しい(?)キャラウェイの働きなどを知ることにしましょう。
キャラウェイにはカルボンやリモネン、β-ミルセンなどの芳香成分が含まれています。
カルボンには昆虫を寄せ付けない働きがあり、その中でも皆が苦手とするゴキブリさん対策にはとっても◎な精油です(私は時として、部屋の端っこの方や窓のサッシの辺りをキャラウェイを混ぜたお水で拭き拭きしています)。
昆虫だけではなく、我々人間には胃腸の不調や身体の冷え、血行障害などにもオススメできます。
また、リモネンなども含んでいるので、ココロの元気を取り戻すのを手助けしてくれる精油でもあります!
スポンサードリンク
キャラウェイについてのまとめ
*可愛いお花が印象的なだけではない! キャラウェイの歴史は何と約8000年前に遡り、現在も食べ物などに香りをつけるために使われている今も昔も人々の生活には不可欠な植物。
*キャラウェイは『スパイシーで甘い』香りで男性にも好まれる(!?)香り。オススメはアニスやカモミールとブレンドして心身ともに癒されてみましょう。
*キャラウェイはゴキブリさん対策にとっても◎な精油。もちろん昆虫だけではなく、我々人間には胃腸の不調や身体の冷え、血行障害などに◎。
キャラウェイのお話はここまでですが、いかがでしたか? 教科書に出てくる時代に遡るほどの歴史が今にも繋がっているとは…です…。キャラウェイを試してみたい!! と思っていただければ嬉しいです。
秋なのに台風がもの凄かったり、寒かったり暑かったりと天候も目紛しく変化し、心身ともに崩れてしまいそうな日々。
これから年末に向けて忙しくなる方もそうじゃない方も、どうか自分を癒す時間を大切に。
スポンサードリンク