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つい最近という訳ではありませんが…近頃、あのエスニック食材がブームになっていますよね。…が、この食材はとっても好き嫌いが別れる香りがします。これだけで何のことを言っているか想像がつきますでしょうか?

今回のお話は「コリアンダー」についてですよ。コリアンダーの名前の由来に始まり、歴史や働きまでコリアンダーづくしでお送りしていきます。好きな方も嫌いな方もどうかお付き合いをお願いしますね。

 

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ゾクッとするコリアンダーの由来。香りはパクチーとは違うんです!!

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コリアンダーがメディアで「パクチー」と取り上げられるようになったのはここ何年かのことかもしれません。何となくしか浸透していないコリアンダーを知りましょう。

名前の由来を知るとちょっぴりゾクッとしちゃうかも? しれませんよ(ふふふ…)。

コリアンダーはセリ科の一年草で中国や東南アジアをはじめヨーロッパでも生育しています。

中国では香菜、そしてタイではお馴染みのパクチーなどと色々な呼び名があります。

コリアンダーという名前の由来はギリシャ語の「コリス」で、コリアンダーはその英語名です。葉をすり潰すとカメムシのような臭いがすることから来ているようです…。

精油は種子から抽出され、香りは葉とは異なり温かみがあってほんのりとスパイシーな香りです(カレーには必須なスパイス!!)。でも何だかあの虫を想像したらゾクゾクしちゃいますね…。

 

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随分昔から大活躍してきた!? 様々な国でのコリアンダーの使われ方

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今日ではカレーやサンドイッチ、サラダなど色々な料理に使われていますが実はコリアンダー、かなり歴史のある植物なんですよ。

寒さと一緒にコリアンダーの由来でゾクゾク! した後はコリアンダーの歴史についてです。

コリアンダーの歴史は約3500年以上前まで遡り、古代エジプトの人々はこれを料理や薬に用いられていました。

また、催淫剤としても用いられていたことから「幸福をもたらすスパイス」と考えられていました(ん? そこが幸福なの? と個人的に思っちゃいましたが…)。

さらにインドではコリアンダーを便秘や不眠症、分娩の助けなどに利用されたりと、この他の国々でも大活躍していたそうです。

肉体的・精神的疲労の回復に◎コリアンダーの芳香成分と働き

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食べ物としてのコリアンダーはスパイスとして使われるのだから胃腸の不調なんかに良いだろうと何となく察することはできます。

それでは精油のコリアンダーは一体何に良いんだ? と言う訳で、芳香成分や働きをお話していきます。

コリアンダーの芳香成分と働き

・d-リナロール:神経系を強化・活性化させる、疲労を回復させる

・α-ピネン:身体やその器官を強壮・活性化させる

・カンファー:筋肉を弛緩させる・血管の動きを活性化させる

などが含まれています。ストレスによる下痢、便秘や食べ過ぎや飲み過ぎからくる消化器系の様々な不調の改善やカラダの冷えから起こる血行不良や肩凝りや筋肉痛などの改善、肉体的疲労の回復に役立ってくれます。

そして女性には嬉しいゲラニオールが含まれ、月経のトラブルにも◎です。また、コリアンダーは神経系にもとっても有効で精神的疲労の回復にもオススメです。

 

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コリアンダーについてのまとめ

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*コリアンダーはタイではパクチーと呼ばれるセリ科の一年草。だけど精油は種子から抽出されるからパクチーとは香りが違うんです!

*コリアンダーの歴史は約3500年以上前まで遡り、古代エジプトやインドをはじめ様々な国々で薬や料理にと大活躍してきました。

*コリアンダーは肉体的・精神的疲労の回復、月経のトラブル、カラダの冷えから起こる血行不良や肩凝り、筋肉痛などにも◎です!

メディアで取り上げられているような香りなの!? なんて迷われている方、パクチーの強烈さとは違ってコリアンダー精油は穏やかな気分にしてくれますよ!

チャンスがあれば試してはいかがでしょうか(…とお話しながらスパイス炒めなきゃ…と思っている私でした)。

 

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