アロマテラピーではあまり使われないですが、あまり目にすることのない精油。亜熱帯の地域で育つ灌木の植物で、有名な原産国はハイチです。
サンダルウッドの香りに似ていることから代用品として使われたり、ベースノートの特性を活かして香水の保留剤としても活用されることが多いです。
サンダルウッド(ビャクダン科)に香りは似てますが、アミリスはなんとミカン科。油分が多く、ハイチでは「キャンドル・ウッド」と呼ばれていたりします。
呼び名がオシャレなアミリスの精油、どういった効能があるのか見ていきましょう。
スポンサードリンク
アミリスの効能は? これを聞くと使ってみたくなる
心への効能
神経が張りつめている
イライラしている
心が不安定な状態
心のバランスをとりたいときに使いたい精油。
神経がピリピリしてたり興奮ぎみのときに、心を鎮めて冷静な自分を取り戻してくれます。不眠のときに嗅ぐと、リラックスできて眠りにつきやすくなります。瞑想にもおすすめの香りですよ。
肌に対する効能
乾燥肌、エイジング、肌荒れ、ニキビ
肌をなめらかに整えてくれるエモリエント作用があります。抗炎症作用もあるんで、ニキビができたときにも使いたい精油。
角質をやわらかくしてくれるので、シワなどのエイジングケアにも。うれしい効能!
ただ、日本のアロマではあまり使われないのと、データがとても少ないというのもあって使うときは少量で様子を見ながら使いましょう。
カラダへの働きかけ
風邪の予防に
呼吸器の不調に
血圧が高いとき
むくみをとりたいとき
カジノールには抗菌・殺菌作用があって、風邪やインフルエンザの予防に効果を発揮します。さらに炎症を鎮める作用もあるんで、特に呼吸器の不調にも期待できます。
しかも水分代謝を促してくれる効能もあるんです! むくみや静脈瘤のケアにもぜひ使いたい成分です
アミリスの芳香成分
セスキテルペンアルコール類 カジノール
セスキテルペン炭化水素類 カジネン、カリオフィネン
どのくらいの割合で含まれてるかは未知です・・・。
スポンサードリンク
アミリスを使うときに注意すること。これだけは気をつけて!
妊娠中や授乳中の人
ホルモン系の疾患がある人
セスキテルペンアルコールはホルモンに似た作用を持ってます。なので、妊婦さんはもちろんホルモンバランスに関する疾患を持ってる場合は、特に気をつけたい精油です。
アミリスの香りの特徴
サンダルウッドに似た香り
サンダルウッドよりも軽めで、甘さの中にカラメルのような焦げ感がある
アミリスと相性の良い精油
ラベンダー、スイートオレンジ、クラリセージ、シダーウッド
アミリスのおすすめの使用方法は?
芳香浴でディフューザーやティッシュに2~5滴垂らす
寝る前の瞑想におすすめです。お好みの量で部屋を香らします。風邪菌をやっつけてくれるので、空間の浄化にもいいんですよ!
リラックスで枕元に置くときは、1滴の少量で十分香ります。精油全般にいえますが、滴数が多すぎると香りが強くてアロマ酔いしちゃいます・・・。
足浴で大きめの洗面器に1~3敵を垂らす
くるぶしが隠れるぐらいの深さで、5~10分浸かります。アミリスはカラダを温めてリンパの滞りを流してくれるんで、むくみや冷え性の人におすすめ。
アミリス特徴のまとめ
なかなか店頭だと見かけない精油ですが、ネットだとちょこちょこあります。お値段もメーカーによりますが、サンダルウッドよりはお手ごろ感があります。
サンダルウッドに似てるといっても、品種が違うだけあって香りのニュアンスは異なります。メジャーではない精油だけあって、持っていると「このアロマなに?」と話題になって面白かもしれないですよ!
今日は少し気分を変えて、アミリスの香りはいかがですか?
スポンサードリンク