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日常にアロマテラピーを取り入れている方、ヤロウの精油って何かに使っていますか?

私はと言うと気がついた時や起床して少ししてからディフューザーなどで芳香浴をしますが、「今日はヤロウメインで使いましょうか」と思ったことがありません…。

ただ、このヤロウはとても万能なハーブとして人々に使われてきたという歴史もあります。今回は出番は少ないかもしれないけれど、とっても優秀な「ヤロウ」についてのお話をしていきますね。

 

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ヤロウの植物特性と精油について。プンプンした感情からも解放されちゃう!

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ヤロウ、ヤロウと何回も出ていますが、「ヤロウとは?」とふと思いました。何せ今まで使った記憶がないので今回のお話を進めていくと同時に私もお勉強します!

ではヤロウの植物特性や精油の抽出部位などについてです。

・学名:Achillea millefolium
・科名:キク科
・抽出部位:花と茎葉
・抽出方法:水蒸気蒸留
・原産国:フランス、ハンガリー、スロベニア、バルカン

ヤロウはヨーロッパや西アジアなどで生育する多年草です。大きさは大きい物で約60cmほどになり、繁殖力がとても強いため生け垣などでもよく育ちます(強い生命力、見習わなければと思います…)。

香りは「少しだけ苦みのある感じの香りの中に甘さが漂う香り」です(いつも喩えが変ですみません)。この香りはココロの中の感情を落ち着かせてくれたり、解放してくれます。

このお話をする前に嗅いでみたら、なぜか…ームキーッ!ーとなり、「溜まっていたプンプン」が出ていっております。

ふぅ、と思いながらお話できているのでヤロウにお礼を言いたいです。

ヤロウは占いから薬草にまで? 何だか万病に効くのも分かる気がする

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ヤロウは古くから戦傷を癒す薬草、占い用の植物、悪霊祓いのお守りとして利用されてきました。また、素敵な夢を見るためにヤロウを枕の下に敷いて眠ることもあったようです(今日からヤロウを敷いて眠りたいです!)。

このようなことなどからヤロウは「万病に効く」と言われ、様々な病の治療に用いられてきました。ヤロウには

・サビネン
・カマズレン
・β-ピネン
・ゲルマクレンD
・カンファー
・アルテミシアケトン
・α-、β-ツヨン

などが含まれています。この他にも様々な芳香成分が含まれ、消化不良や腸の蠕動運動を促進、風邪や様々な痛みを鎮めてくれる働きなどがあります。

芳香成分の属性の分布が多岐に渡るので「万病に効く」と言われるのも何となく理解できますね!

ただ何だか注意しなければならないものもあるような…これは後ほどお話していきますね。

 

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ヤロウは女性にとても優しい精油。辛い不調にサヨナラしちゃいましょう

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ヤロウの芳香成分のお話の続きでもありますが、「ヤロウは女性に優しい精油」です。実はこの精油には女性ホルモンのような働きをする芳香成分も含まれているんですよ(本当に何でも来い! って感じの精油ですよね)。

なので、女性のトラブルにとっても役立ち、現代女性に多い月経不順や重いPMS、月経中の痛み、更年期などにも◎です!

初潮のあたりというのも女性器の発達の問題やホルモンバランスが崩れで不調が出ますが、私は年齢とともに出てくるものが辛いと最近思っております…。

ヤロウの力を借りなきゃと思いました、本当に。女性のトラブルをお持ちの方は何だか使わない手はないでしょうと言われているような気がしませんか?

ヤロウを使うときの注意事項。きちんと精油を把握しましょう

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えっと、芳香成分についてお話してしまいましたがこれは精油を手に取る時にもとても大切なので長くなりました。最後の最後もやっぱりきちんと把握していただきたい! と言うわけで「注意事項」をささっと!

・アルテミシアケトン、α-、β-ツヨンなどのケトン類やツヨンを含むため、神経毒性や堕胎作用があります。乳幼児、妊産婦、てんかんをお持ちの方などには使用をしない。

・キク科のアレルギーがある方は注意が必要です。キャリアオイルで希釈をしてからのパッチテストをしてから使用すること。

ケトン類はペパーミント精油にも含まれている成分でアロマテラピー初心者の勉強では「何だか危険なやつ」として覚えておくこと! と言われる成分の一つです。

神経系の疾患のある方や妊産婦さんは心に留めていただけるといいかなと思います。

やっぱり昔の人々がお薬として使っていたことも精油の使い方にも繋がっているんだと気づかされます。大切に使いましょう!

ヤロウについてのまとめ

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*ヤロウは繁殖力が強い多年草の植物。香りは「少し苦みのある香りの中に甘い香り」! 嗅いでみたらプンプンした感情からも解放もされちゃいます!

*ヤロウは占いや悪霊祓い、薬草として使われてきました。芳香成分の属性が多岐に渡ることから「万病に効く」と言われていたことも何だか納得できます!

*ヤロウには女性ホルモンのような働きをする成分が含まれているため、女性のトラブルに◎。年齢とともに感じる不調に手に取りたい精油!?

*ヤロウを使う時に注意して! ケトン類やツヨンを含むため、乳幼児、妊産婦、神経系の疾患をお持ちの方は避けたり、キク科アレルギーの方も充分に注意して使用しましょう!

メインが「芳香成分」になってしまった今回のヤロウのお話、いかがでしたか?

大体、その精油を嗅いだり香りを思い出してからお話を始めるのですが、ヤロウの香りでの「プンプン解放」は途中で気づきました。そして腑に落ちて「ヤロウ、すごいじゃん!」とパワーに驚きました。

女性に優しい精油なので、持っているときっとアナタを助けてくれますよ。ヤロウの癒しをぜひ感じてくださいね。

 

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