「意外と」好きな精油の中の一つに今回お話する「オレガノ」があります。オレガノと言えば、アナタは何を思い浮かべますか?
オレガノと聞けば、ミートソースを作る際にはドライタイプのオレガノを使ったりする!! となる方が多いかもしれませんね(私もどちらかと言うと…)。でもこれだけではないオレガノについてお話しして行きます。
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オレガノの香りはパワーをくれる!植物・精油としてのオレガノの特徴
スパイスとして利用されるオレガノ。では、アロマテラピーで使われるオレガノはどんなものなのでしょう? オレガノについてちょっと触れることにしましょう。
植物・精油としてのオレガノ
・学名:Origanum vulgare
・科名:シソ科
・原産地:モロッコ
・抽出部位:花と茎葉
・抽出方法:水蒸気蒸留法
オレガノはお花や葉っぱを見ると何となくわかるようにシソ科の植物です。小さなお花と葉っぱがとっても可愛らしいですよね。
別名は「ワイルドマジョラム」「花薄荷」と呼ばれ、地中海の真ん中の辺りで生育が盛んです。ちなみに、お庭でも繁殖力が強いのでスクスク育ちますよ!
オレガノの香りは精油ボックスの中でも目立ちたがり屋なのかいつも「ちょっとピリッとスパイシーな香り」を漂わせています。
ピリッとというか…「何となく薬品のような香り」もします。この香りを嗅ぐとどこからともなくパワーをくれる心強い精油です。
何だかちょっぴりスピリチュアル!?オレガノの歴史について
アロマテラピーでは精油一つ一つに歴史があります。もちろんこのオレガノにも私たちが精油として使用するずっとずっと前から使用されていました。ここではオレガノの歴史などについて知っていきましょう。
その昔、エジプトではお風呂に入れて楽しまれたり、ギリシャでは亡くなった人々の魂が安らかに眠れるようにお墓にオレガノを植えていたそうです。
また、所変わってペルシャでは占星術師の方々はあまりいい運をもたらさない星の巡りから身を守るためにオレガノで軟膏を作ってそれを使用していたんだそうです。何だかスピリチュアルな要素が満載ですよね。
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オレガノの主な芳香成分と働き。一つあるととっても助かる精油!
オレガノ、知れば知るほど奥が深い精油で、興味をそそられませんか? 続いてはオレガノの主な芳香成分とその働きについてお話していきます! 私がオレガノを好きな理由はここにあったりします!!
オレガノの主な芳香成分と働き
・カルバクロール:活性酸素の発生や酸化を抑え、細胞の修復、免疫力を向上させたり、解毒や消化を促進する。
・チモール:リウマチの痛みと炎症を抑える。
・γ-テルピネン:静脈を強化し活性化させたり、体液の滞りを取り除いてくれる。
・パラシメン:痛みを鎮めてくれる。
・β-カリオフィレン:ホルモンバランスを安定させたりストレスを和らげてくれる。
などがオレガノには含まれていますが、下痢や便秘などの胃腸の不調にとってもオススメできる精油の一つなので個人的にはカラダが求めて結構な頻度でクンクンしています。
免疫力にも働きかけ冬のインフルエンザシーズンには欠かせませんし、ストレス軽減などの働きもあるのでオレガノは一つあると本当に重宝します!
オレガノの精油についてのまとめ
*オレガノは地中海の真ん中の辺りで生育が盛んなシソ科の植物! 別名は「ワイルドマジョラム」や「花薄荷」で、「スパイシーな香りで何となく薬品」のような香りがパワーをくれる精油です。
*オレガノはその昔、お風呂で楽しまれたり、亡くなった人々の平安のために用いられたり…と何だかちょっぴりスピリチュアル!
*オレガノは一つあると本当に重宝する精油! 免疫力を上げたり、下痢や便秘等の胃腸の不調にオススメ!!
オレガノはお薬っぽい香りで好き嫌いが別れる精油かなとは思いますが、冬場には大活躍してくれたりお腹の不調持ちには心強いです!
もちろん、冬場だけではなく夏場にも活躍してくれるオレガノを料理だけではなく精油で一度楽しんでみませんか?
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