ペニーロイヤルという精油を聞いたことはありますか?
「もちろん知ってる!! でも、あの精油の香りと似ているけど何が違うんだ!?」という方もいらっしゃるのでは?
そんな知っているようで知らないペニーロイヤルのお話をしていきます。気になった方もそうでない方もどうぞお付き合いくださいませ!
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ペニーロイヤルはミントの香りに似ている! どんな植物でどんな精油なんだろう?
冒頭に「あの精油に香りが似ている」とお話していましたが、ペニーロイヤルの香りはズバリ…「ペパーミントの香り」にそっくりなとっても爽やかな香りなんです!(え…お題でも言うてるやん…)
写真にもあるようにペニーロイヤルの葉もペパーミントの葉にそっくりなんですね。それもそのはず、ペニーロイヤルも「シソ科」の植物。
筆者の思ったこれらの何となく違う部分というのは…
ペパーミントの葉のほうがもう少し葉脈がウニャウニャしている!
…というところでしょうか(擬音ですみません…)!?
香りもシソ科の植物という点もペパーミントと同じペニーロイヤルですが、抽出部位が葉と花であるという点ではペパーミントと異なるんです!
葉も香りもそっくりな二つの精油たち、でもこれらには大きな違いはないのでしょうか…? その謎に迫ります(本当に?)!!
ペニーロイヤルには注意すべきことがある!? それには理由があるんです!
それでは謎解きの時間がやって参りました! …いや謎解きでもなんでもないのですが、ペパーミントにも禁忌事項が存在しますよね。
ではペニーロイヤルには禁忌事項のようなものはないのでしょうか? ここからはペニーロイヤルに含まれている芳香成分などをお話していきますよ!!
ペニーロイヤルには主に
・プレゴン
・イソプレゴン
・メントン
・1,8-シネオール
などの芳香成分が含まれています。中でも注目すべき芳香成分、「プレゴン」。ペパーミントでは聞かないですよね!
昔はこのプレゴンをメントールに変化させて使用していた頃があったようですが現在は「中毒症状を起こす可能性」があるため、アロマテラピーでの使用は避けましょう!
プレゴン以外にもメントンなどをはじめとするケトン類を含むため、乳幼児、妊産婦さん、癲癇(てんかん)症状のある方などは使用をする際は専門家の方に相談してお使いくださいね!
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ペニーロイヤルの主な使い方は? 実は学名から読み解けちゃうんです!!
え!? そんなに怖そうなことを言わないで…何に使っていいかわからないよ!! ということになりかねないので(?)
ペニーロイヤルのオススメの使い方をご紹介しましょう!
なんと使い方はペニーロイヤルの学名から読み解けるんです! ペニーロイヤルの学名は「Mentha pulegium L.」と言いますが、この「pulegium」には何とも面白い意味があります!! それは…
「ノミの毒」
これでペニーロイヤルの使い方がわかるはず! そうです! 「防虫剤」として使えます。
ただ、先ほどもお話したように小さなお子さんや神経の疾患をお持ちの方、妊産婦さんのいらっしゃるご家庭では正しく使ってくださいね! ちなみに筆者は該当しませんが使用しません!
ペニーロイヤルについてのまとめ
*ペニーロイヤルはシソ科の植物。葉っぱも香りもペパーミントに似ているんですよ!
*ペニーロイヤルにはプレゴンという芳香成分が含まれているため、アロマテラピーでの使用は避けましょう!(使い方は専門家の方に聞いてみよう!)
*ペニーロイヤルの使い方は面白いことに学名の一部分「pulegium」から読み解けちゃうんです!
ペニーロイヤルについてちょっとでも楽しんでいただけましたか?
何だか毒性毒性、とお話したような気がして申し訳ないです…。でも、植物も色んな形で自らのカラダを守ってきた術なので嫌っちゃいけない要素です!
ペニーロイヤルのことが気になった方はどうか専門家の方にお話を伺ってみてください!
今回もお付き合いいただき有難うございました!!
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