「おぉ、メリッサ。君はどうして…」とか何か舞台とかで出てきそうな名前「メリッサ」。このハーブはガーデニングをする時などにもよく見かけるある植物と同じものだって知っていますか?
そしてこのメリッサはお庭にあると何だかとても気分のいいハーブでもあるし、もちろんアロマテラピーでもとってもいいお仕事をしてくれる子なんですよ。今回の舞台は(?)そんなメリッサについてです(始まり始まりー)!
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メリッサの別名と名前…このお花が大好きな○○が由来だった!?
初っぱなから「メリッサはあのハーブと同じ?」と訴えておりますが…たくさんあるハーブの中でアナタは何と同じだと思いますか? きっと写真を見ればすぐに、あ!! となる方がいるはずですよね。
実はメリッサ、「レモンバーム」の別名なのです! レモンバームと言えば、ガーデニングでハーブを育てたい! と思った時に一番簡単に育てられる植物。お庭にあるだけで摘んではクンクンしてウキウキしちゃいますよね。
さてメリッサという可愛らしい名前は、このメリッサのお花のことが大好きな「ミツバチ」を意味するギリシャ語「melissa」に由来しています。
何ともビックリな由来ですよね。ミツバチはとっても大好きなので春先に見かけるとよく話かけていますが、まさかメリッサの名前の由来とは! よく使っている精油なのにまた一つ勉強。
植物としてのメリッサと香り。嗅いだらスッキリして今を感じられる!
どうして私がメリッサをよく使うのか。それは「香りがとても良い」からです。他にも理由はありますが、やはりこれがアロマテラピーをする上で最重要な気がします!(是非本能で選んでみてくださいね)
メリッサの香りは少しレモンのような香りがある中に葉っぱのような(どんなや)香りがして、とてもリラックスできる香りです。印象としては「過去を振り返ることなく今を」という感じ。
・ちょっとレモンのような香りでスッキリとさせてくれる香り
・イキイキとした気持ちを蘇らせてくれる香り
という香りの印象はお庭でわいわい増えてくメリッサと同じだと思いませんか? 次はメリッサにはどんな効能があるのかということをお話していきます。
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メリッサの芳香分子や効能は? 一本持っていると心強い精油です!
スイスの医師パラケルススはメリッサのことを「不老不死の霊薬、万能薬」と呼んでいたそうです。
では何故、不老不死の霊薬などと呼ばれ人々に愛されてきたのでしょう? それを解明すべくメリッサに含まれる芳香分子の世界へ…。
・ゲラニアール(アレルギー症状の改善、細菌による感染を抑制する…etc)
・ネラール(ゲラニアールと作用が似ている)
・β-カリオフィレン(自律神経の安定、ホルモンバランスの調整…etc)
・ゲルマクレンD(興奮を和らげる…etc)
・シトロネラール(昆虫を寄せ付けない、細菌による感染を抑制する…etc)
などが含まれ、それぞれに主な作用を持っています。
ココロには元気を与えたり、過剰な不安や緊張に大してはそれを鎮め、明るく前向きにしてくれます。そしてカラダには、循環器系の不調に始まり、胃腸の不調全般や女性には月経の正常化など
ー本当に万能ー
な精油です。ラベンダー・アングスティフォリアも万能な精油ですが、メリッサも一本あると重宝する精油の一つだと思います! 何となく万能薬と呼ばれた理由が解明できましたか?
メリッサは心身の調整に本当に有効な精油だと思うのでオススメです。特にオススメしたいのは、「眠れない時」「緊張している時」にメリッサの香りを持っておくと心強いでしょう。
メリッサについてのまとめ
*メリッサの名前はギリシャ語でミツバチを意味する「melissa」が由来。そして、お庭でも育てやすいレモンバームの別名がメリッサなんです!
*メリッサの香りはほんの少しレモンのような香りと葉っぱの香りが混ざった香り! とてもスッキリとさせてくれて、今を感じさせてくれるでしょう。
*スイスの医師パラケルススはメリッサのことを「不老不死の霊薬、万能薬」と呼んでいた。循環器家の不調からホルモンバランスの不調にまでと本当に万能な精油!
私はメリッサの葉っぱが大好きです! もちろん我が家にもあって、最初は本当に小さなメリッサだったのがいつの間にか繁殖して庭中のあちこちにメリッサ…メリッサしています。
でも庭に出て、その葉っぱを摘んで香りを嗅ぐとウキウキとしてくるのです。
とても高価な精油ですが、様々な場面で使えるので大好きです! ご褒美にはローズ・オットーかメリッサか! くらいの感じです。この春、ミツバチを見かけたらメリッサのことも思い出してみてくださいね。
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