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今回は「リツエアクベバ」のお話をします。リツエアクベバと何とも言い辛い精油ですが、色んな別名もあるって知っていますか?

私がこの精油と出会ったのは、とある不調からでした。そんな体験談も交えてリツエアクベバについて語っちゃいます。アナタもリツエアクベバが好きになる? かもしれません。

 

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リツエアクベバは色んな名前がある!?手に取る時に戸惑ってしまう精油

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アロマテラピーを学ぶようになってから色々な精油に触れる機会が増え、一つの精油でも様々な別名があるということを知りました。学ぶ前に出会ったリツエアクベバもそのうちの一つでその頃は何も知りませんでした。

植物・精油としてのリツエアクベバ

 ・学名:Litsea citrata

 ・科名:クスノキ科

 ・和名:アオモジ

 ・主産地:中国、ベトナム

 ・抽出部位:種子、実

 ・抽出方法:水蒸気蒸留

これがざっとですが植物、精油としてのリツエアクベバの紹介です。ところで、リツエアクベバには複数の別名があるのは知っていますか? それは…

リツエアクベバの沢山ある呼び方!

 ・リトセア

 ・メイチャン

 ・リトセアキュベブ

 ・ショウガノキ

etc…とあります。またこの名称に加えて、学名もLitsea cubeaとLitsea citriodoraもありますがどちらも同じリトセアを指します。

何だかこういった複数の名称や学名があったため、一番最初に購入する際にとても戸惑い、「え? どれだっけ?」となっていました(とほほ…)。

リツエアクベバの香りって?「あの精油」の代用品になっているの?

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リツエアクベバは学名のLitsea citrataから想像ができる香りを持っています。そしてきっと誰もが好きな香りかな? と思います。

初めてリツエアクベバを手に取り、香りを嗅いだ時ダイレクトな刺激が鼻にきて衝撃的な出会いでした。

なぜ、この精油を手に取ろうとしたのかというと「レモンバームで不眠を改善したかったけど、肝心のレモンバームの精油が高価で手に取れなかった」ためでした。

そう、リトセアクベバは「レモンバームの代用品」として利用されるくらい「レモンバームの香り」に近しいのです! 欧米では特にリツエアクベバを代用品として使用していることが多いようですね。

 

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リツエアクベバの主な芳香成分と働き。レモンバームとどう違う?

では、リツエアクベバがレモンバームの代用品として使用されるのはどうしてなのでしょうか。これには芳香成分も関わってくるのでは? と思いますよね。続いてはリツエアクベバの主な芳香成分についてのお話です。

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リツエアクベバの主な芳香成分と働き

 ・ゲラニアール(抗ヒスタミン、抗菌、鎮静作用など)

 ・ネラール(抗ヒスタミン、抗菌、鎮静作用など)

 ・シトロネラール(抗ウイルス、抗炎症、鎮痛作用など)

 ・リモネン(肝臓強壮、腎臓刺激作用など)

主にはこのような芳香成分が含まれていて、この中でも多くを占めるのがゲラニアールなどのテルペン系アルデヒド類です。

テルペン系アルデヒド類には抗炎症や鎮痛、鎮静、消化促進、抗菌作用などの多くの働きがあり、リツエアクベバはこの成分のように鎮静作用、抗鬱作用、誘眠作用などに優れた精油として使われます。

一方、レモンバームもゲラニアール、ネラール、シトロネラールを含んでいるため同じようなものに使われていると言えそうです。

リツエアクベバについてのまとめ

*リツエアクベバにはメイチャン、リトセアなどの複数の名称があるんですよ! 学名も何だか違うものがあって選ぶ時にちょっぴり戸惑う精油…。

*リツエアクベバはレモンバームの香りにそっくり! 欧米ではリツエアクベバがレモンバームの代用品として使われていることもあるんだとか。

*リツエアクベバにはレモンバームと同じように、ゲラニアール、ネラール、シトロネラールなどのテルペン系アルデヒド類が含まれていて、鎮静作用や抗鬱作用、誘眠作用などに優れています!

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リツエアクベバ、何だか本当に最初に戸惑いながら購入したのを思い出します…。

レモンバームが高価で買えなくて手に取ったリトセアクベバですが、今では不眠改善だけではなくトイレの芳香剤にしてみたりと活躍してくれていますよ! 気になったら是非手に取ってみてくださいね。

 

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