「ラブラドルティ」という精油の存在を知っていますか? 私は、この精油の存在を知ってはいましたがどのようなものなのかは知りませんでした。
何だかこのラブラドルティという響きから色々なことを想像してしまいますが、一体どのようなものなのかを今回はお話しようと思います! どうぞお付き合いくださいね。
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ラブラドルティってよく知らない。あの植物と一緒に生育している!?
ラブラドルティがどんな植物で、どのようにして精油になるのか、まずは知ることにしましょう。何だか新しい発見や面白いこともあるかも(?)しれませんよ!!
【植物・精油としてのラブラドルティ】
・別名:グリーンランドモス
・学名:Ledum groenlandicum
・科名:ツツジ科
・主生産地:カナダ、グリーンランド
・抽出部位:花、茎
・抽出方法:水蒸気蒸留法
ラブラドルティは北アメリカから北極圏にかけて生育する高さが約1mほどの低木で、白いお花がとっても可愛らしい植物です。また、あのTHE 森の香り的な精油「ブラックスプルース」と一緒に生育します。
一緒に生育しているなんて何だか運命共同体なのでは!? とまた私の妄想ワールドをかき立てます…。
そしてラブラドルティの別名はグリーンランドモス。このことから主生産地の想像ができちゃいますよね。
ラブラドルティは独立戦争の際に「マーシュ・ティー」としてお茶の代用品として利用されていたそうですが、このお茶をたくさん飲むことで精神錯乱や中毒症状を引き起こす可能性があるようです。
お茶として利用されていたなら安心だなあ、なんて思っていたら中毒症状という文字…何事もほどほどにが一番ですよね。ですが、このラブラドルティはアロマテラピーでは出番の少ない精油のようです。
ラブラドルティはツツジ科の植物。あの精油と同じ科名だけど香りは?
アロマテラピーでは出番の少ないラブラドルティですが、香りについて少ーしだけ触れておきましょう。ツツジ科の精油と言えば何を思い浮かべますか?
ツツジ科と聞くと私は「ウィンターグリーン」を思い浮かべます。あのサリチル酸メチル…サロンパス臭の精油ですね。
同じツツジ科とは言え、ラブラドルティの香りは「苦みのあるハーブっぽい香り」のようです。あの白いお花からは想像がつかない香りですが、興味をそそられませんか?
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ラブラドルティの主な芳香成分。使用の際は用法容量をきちんと守ろう!
ちょっとだけラブラドルティに興味を抱きつつありますが、更に興味を抱くべく、ラブラドルティの主な芳香成分について最後にお話ししていきましょう。
【ラブラドルティの主な芳香成分】
・リモネン
・サビネン
・β-セリネン
・α-ピネン
・β-ピネン
これら以外の芳香成分ももちろん含まれています! 大まかに出はありますが、ラブラドルティには「肝臓の不調」や「胃腸の不調」、さらには「身体の器官などの強化、活性化」に作用するということが見えてきますよね。
とってもカラダに良さそうで、どんどん使っちゃおう!! なんて思いがちですが…作用が強いので使用する際にはきちんと用法容量を守って使用しましょう。
ラブラドルティについてのまとめ
*ラブラドルティは北アメリカから北極圏にかけて生育する高さ約1mの低木の植物で、ブラックスプルースと一緒に生育する植物! 独立戦争の際にはお茶の代用品としても利用されていたんだって!!
*ラブラドルティはウィンターグリーンと同じツツジ科…でも香りはあのサリチル酸メチル臭ではない。可愛らしい白いお花から想像がつきにくい「苦みのあるハーブっぽい香り」なんだそう。
*ラブラドルティにはリモネンやα-ピネン、β-ピネンなどの芳香成分が含まれ、肝臓や胃腸の不調、様々な身体の器官の活性化などに作用します。でも使用する際は用法容量をきちんと守って使用しましょう!
ラブラドルティという精油のことを名前しか知りませんでしたが、何だか6割くらい好きになれました(6割って失礼…)。
色々な精油に触れることでアロマテラピーの世界は無限に広がっていくのだとこの頃感じています。
どうかラブラドルティが気になる!! という方はチャンスがある時に使ってみてくださいね。
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