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ディルはインド原産と言われているセリ科の植物で、薄緑色の羽のような葉で小さな黄色の花を咲かせます。ハーブとしても昔から、薬草やお料理に使用されてきました。

今でも、パンやスモークサーモンのマリネなど魚料理に使用されています。

ディルという言葉には「鎮める」「和らげる」という意味があり、名前の由来通り、鎮静効果に優れています。

古くから胃腸の働きを調整したり、消化や胃もたれ腹痛を緩和する作用や、お産を楽にしたり母乳の出が良くするとして重宝されてました。

口臭解消効果や、穏やかな催眠効果もあるとされ、不眠症のケアにも用いられています。

ではディルについて説明させていただきますね♪

 

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ディルの楽しみ方と基本知識!

ディルの香り

ほとんど草を嗅いでいるようなハーブの香り

心へ働きかけるディルの効果

何もやる気が起きない時!気持ちを落ち着かせたい時に!

感情のバランスを整えるのに役立ちます。

ディルの名前の由来であるノルウェー語のdillaはなだめると言う意味もあり、愚図る子どもを落ち着かせたい時にもおすすめです。

強いショックを受けたりして、落ち込んだり、感情が高ぶってしまった時にずるずると落ち込まないように、元気とパワーを与えてくれます。

恐れや不安を取り除きたい時に芳香すると本来の自分の力を取り戻すサポートをしてくれます。

身体へ働きかけるディルの効果

消化器系のトラブルに!母乳不足に!

消化を促進する作用があります。

消化不良、腸に溜まったガスの排出、便秘の改善に役立ちます。

キャリアオイルにブレンドして、お腹周りや足の裏の土踏まずには消化器系の反射区があるのでトリートメントするのもおすすめです。

また、古来から、母乳の出を良くする効能があると言われています。

精油は直接口に入れる事は出来ませんが、ディルのハーブは口臭解消の効果があるとされ、うがいに使用するとスッキリします。

肌へ働きかけるディルの効果

肌荒れの改善に!!

肌荒れの改善に効果が期待できると言われています。

しかし、刺激は強いのでお肌のお手入れに使用する事をあまりおすすめはできません。

希釈して、アロマトリートメントやアロマバスに使用する事はありますが肌の弱い方は十分注意して下さい。

 

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ディルを使った楽しみ方!!

赤ちゃんやお子さんをなだめたい時におすすめ!!

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お子さんが訳もなく愚図ついてしまったり、気が立ってイライラしているような時にお部屋に焚く事で、ディルの芳香成分がなだめてくれます。

訳もなく愚図ついたりする事が続くとお母さんも疲れてしまったり、余裕がなくなってしまう事もあるかもしれません。

何をしてもグズグズ、癇癪を起している、なかなか寝ない。。。

困りますよね。

その様な時には香りの力に助けてもらいましょう♪

お子さんもなだめてくれますし、お母さんも香りでリフレッシュできると思います。

柑橘系のオイルとブレンドして、お子さんが香りを受け入れやすくするのも良いかもしれません。

香りは優しく心のスイッチを切り替えてくれるので育児に困ったときのサポーターにもなってくれますよ♪

ディル まとめ

ディルの歴史は古く、今から5000年も前からエジプトでは医師が治療薬として使用されていました。

古代ローマ時代では、薬用としても使われていましたが、調味料や芳香剤としても重宝され、栽培されていましたし、中世になると悪魔を追い払う力があると信じられ魔除けのおまじないなどにも重用されていました。

このようにハーブとしてのディルは古くから幅広く重宝されてきていますがアロマテラピーでは手に入りにくく珍しい精油です。

草を嗅いでいるような強い香りのなので、最初はきつく感じる事が多いと思いますがだんだんとクセになるようです。

貴重な精油ではありますが、持っていると普段のアロマテラピーにスパイス的な香りが欲しい時にも役立ちそうですね♪

胃腸の調子を崩しやすい方、お子さんの愚図りにお悩みの方、落ち込みが続いて元気を取り戻したい時に是非お試しください。

注意事項

・お産を楽にする働きがあるので妊娠中は使用を避けましょう。

・刺激が強い成分があるのでトリートメントなど肌に使用する際には十分注意しましょう。

 

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