夏が始まると朝早くに咲き始めるお花があります。沼地のような場所で静かに佇むその花々を見ると、絵に描いた天国の世界のような…夢の世界のような…本当に美しい景色が広がります。
さあ、ここまでで何についてお話しているか分かる方がいたらそれはすごい! 今回はどこか宗教的な植物「ロータス」の精油についてお話していくことにしましょう。
ロータスは見たことがあるけれど一体、どのような植物なんだろう?
ロータスはどこかで一度は目にしたことがあるけれど、ロータスが一体どのような植物なのかは知らない…ということもあるかもしれません。そこで、まずはロータスを知ることから始めましょう。
ロータスは和名で言うと「蓮」。インドが主な原産地のロータスはインドでは国の花として人々に愛されています。沼地の地中に茎をしっかりと伸ばし、水面にスッと葉を出し、面白いことにお花は早朝からお花を咲かせます。
お寺などでよく見る絵にお釈迦様がロータスの上にいらっしゃいますよね。それもあってか、宗教的なお花という印象もありますよね。
先にも「沼地のような場所で静かに佇むその花々を見ると…(略)」とお話したのは、ロータスが極楽浄土の象徴、そんな素敵なお花だと言えるでしょう。
芳香浴で静かで優雅な時間を。ロータスの香りと働きについて
ロータスがものすごく魅力的なお花だと何となく掴めたところで、いきなり質問です。ロータスはどんな香りだと思いますか?
ロータスはその美しい姿と同じく香りも優雅でオリエンタルな感じ(?)…ですが、香りがとても濃厚なのでちょっと苦手な方もいらっしゃるかもしれません。
また、ロータスの働きには肌の調子を整えたり、精神の安定に良いとされています。芳香浴をしながら静かな時間を過ごすお供にピッタリな精油です(樹脂系の香りの精油と合わせるのがオススメです!)。
まだメジャーではない精油…? ロータスはちょっぴり高嶺の花
さて、ロータスが美しくて優雅で…とお話をしているとどんどんとロータスが手に取り辛く、遠のいてしまうような。ロータスは実際手に取り辛い…精油なのでしょうか?
実はロータス、まだまだメジャーな精油ではなくて市場に流通の少なく、採油率も低いためお値段もちょっとだけお高いのです…(ご安心ください! ローズほどはお高くないです!)。
華やかな印象そのままに「高値の花」のような精油ではありますが試してみると幅が広がってアロマテラピーがもっと楽しめますよ。
ロータスについてのまとめ
*ロータスは和名で言うと蓮で主な原産地はインドの植物で、国の花として愛されています。お寺などで見られることもあり、宗教的なお花、極楽浄土の象徴としての印象が強い植物です。
*肌を整えたり精神の安定に良いとされるロータス。その香りは優雅でオリエンタルチックな香りです。
*ロータスは市場への流通が少なく採油率も低いため、お値段がちょっとお高い高嶺の花のような精油です。
ロータス、知っている人は知っている的な精油になってしまうかもしれません。でも、植物の数だけ精油が存在しているんだなあと思いませんか?
もしチャンスがあったらロータスを手に取って高嶺の花気分で優雅な時間をお過ごしくださいね。