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レモンタイムやタイムコモンなどタイムはたくさんの種類があります。そして、それらはそれぞれに個性があります。その中の一つである「ワイルドタイム」のお話を今回はしていくことにしましょう。

梅雨が始まり、ちょうどどこかに不調を抱えやすいシーズンになりましたね。どうか日々を忘れてゆったりとワイルドタイムのお話にお付き合いくださいね。


色んなタイムのお母さん!? ワイルドタイムは一体どんな精油?

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先にも少しだけ話題に挙げていますが、「タイムにはたくさんの種類」が存在し、その数は10種を超えます。同じ名前がつく植物なのに本当に面白いですよね。一体、ワイルドタイムはどのような精油なのでしょうか。

ワイルドタイムはシソ科の多年草植物です。色々な種類があるタイムの原点とされ、「Mother of Thyme(タイムの母)」として知られていたそうです。精油は花や葉から水蒸気蒸留法により抽出されます。

アロマテラピーをしていてワイルドタイムを使用するというのはほとんど知らなかった私ですが、やはりそのようで…。ワイルドタイムはアロマテラピーではあまり使用しないようです(タイム精油と言えば、タイムコモンが一般的かなと思います)。

腰痛や風邪、お肌に良いかも! ワイルドタイムの芳香成分類や働き

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それぞれに個性や働きのある精油たち、もちろんワイルドタイムもそうです。ここからはワイルドタイムに含まれる主な芳香成分とその働きについて触れていきます。

季節柄、腰や関節が痛い…寒暖差でゲホゲホなんてお悩みのある方には朗報かもしれませんよ!

ワイルドタイムには、フェノール類やモノテルペン炭化水素類といった芳香成分類が含まれ、抗菌や抗ウイルス、鎮痛作用などたくさんの働きがあります。

そのため、腰痛や風邪(インフルエンザなんかにも◎)に朗報! とお話した訳です(ゲホゲホ=風邪という表現ですみません…)。他にも抗菌作用があることからお肌の不調にも良いでしょう。

良いものだから安全に楽しもう! ワイルドタイムを使用する際の注意事項

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ナチュラルでカラダにも優しい精油。不調があるのであれば、すぐにワイルドタイムを試したい! と思いますよね。でも、ちょっと使用する前に知っておきたい禁忌事項があるので覚えておくと良いでしょう。

ワイルドタイムにはフェノール類の「カルバクロール」という芳香成分が含まれています。これには殺菌・鎮静・風邪の初期症状を鎮める働きがあります。

ただ、このカルバクロール、高濃度では皮膚や粘膜に刺激があったり、肝臓にも毒性を示すとされるのでワイルドタイムを使用する際は低濃度で使用しましょう。

また、妊娠中や授乳中の方や乳幼児、高血圧の方は使用を避けましょう。良いものだから安心安全に使用して楽しみたいですね。

ワイルドタイムについてのまとめ

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*ワイルドタイムは精油は花や葉から水蒸気蒸留法により抽出され、「タイムの母」として知られていたそうです。

*ワイルドタイムにはフェノール類やモノテルペン炭化水素類といった芳香成分類が含まれ、抗菌や抗ウイルス、鎮痛作用などの働きがあるため腰痛や風邪、お肌に◎。

*ワイルドタイムにはフェノール類の「カルバクロール」が含まれているため、使用する際は低濃度で使用し、妊娠中や授乳中の方や乳幼児、高血圧の方は使用を避けましょう。

ワイルドタイムはあまり出番はない精油かもしれません。でも、ちょっとだけ心の片隅にタイムのお母さんを置いておくと何かの機会に役に立ってくれる時がくるかもしれません。

体調を崩しやすいシーズン、どうか健やかにお過ごしてくださいね。ありがとうございます。