つい少し前に春だなあと思っていたのに、いつの間にか夏なのかと思う暑さがやってきましたね。カラダの至るところに不調が出ていませんか? ついていかなかったりしませんか?
春が終わる頃、忙しさなどからくる自律神経の不調や日々のストレスを少しでも無くしたい! そんな時に今回ご紹介する「ロザリーナ」が役に立ってくれるでしょう。どうぞ最後までお付き合いくださいませ。
まだ精油としての歴史が浅い!? 可愛らしいロザリーナについて
どこかで見たことがあるようなないような…白くてほわほわとしたお花を揺らすとても可愛らしくもあり美しくもあるロザリーナ。そもそも、ロザリーナはどのような植物で精油なのでしょうか。
ロザリーナはフトモモ科の植物で葉や枝から水蒸気蒸留法で抽出されます。フトモモ科の植物と言えば? 「ティートゥリーやカユプテ、レモンマートル…」を思い浮かべる方も多いはずでしょう。
原産地はフトモモ科ときたらココ! そう、オーストラリア。先住民族であるアボリジニの人々にお薬や布など様々な使われ方をしていたそうです。ただ、精油としての歴史が浅いため比較的マイナーな精油かもしれませんね。
ティートゥリーが苦手な方にも◎ ロザリーナの香りは甘くて優しい
ロザリーナは比較的マイナーな精油とはお話しましたが、やはり気になるのはその香りですよね。ロザリーナの香りは分かりやすく言うと、別名から想像ができちゃう? 素敵な香りで包んでくれます。
ロザリーナの別名は「ラベンダーティートゥリー」と言います。別名を出せば、もう香りは何となくイメージできるのではないでしょうか。
ロザリーナはティートゥリーの少しきつい香りではないところが魅力的な精油でティートゥリーが苦手な方にもオススメできます(ティートゥリーが若干苦手な私が言います…)。
フローラル調の柔らかい香りで、ティートゥリーが男性的であるならばこちらは女性的な甘く優しい香りです。
ストレスからの解放と癒しを! ロザリーナの主な芳香成分と働き
ロザリーナの優しい香りは私たちの日常に溢れているストレスからの解放を手助けし、癒してくれる心強い味方です。それではこのロザリーナにはどのような芳香成分と働きがあるのかお話していきますね。
ロザリーナにはリナロール、1,8-シネオール、α-ピネンが主な芳香成分として含まれています。リナロールには鎮静・血圧降下・抗不安・神経強壮・疲労回復作用などの働きがあり、不安やイライラ、緊張などを和らげます。
自律神経からくる不調を整えることでストレスからの解放と癒しを与えてくれます。
また、1,8-シネオールには免疫機能調整・抗炎症作用、α-ピネンには強壮作用と言った働きがあるため風邪やインフルエンザの予防、花粉症症状の緩和、肌のトラブルに◎。
特にネロリやゼラニウムと一緒に芳香させるとココロがほんわかします!
ロザリーナについてのまとめ
*ロザリーナはフトモモ科のオーストラリア原産の植物。精油としては歴史が浅くて、まだちょっぴりマイナーな精油かもしれません。
*ロザリーナの別名は「ラベンダーティートゥリー」。フローラル調の柔らかい香りでティートゥリーが苦手な方にもオススメです。
*ロザリーナには自律神経を整えるリナロールや免疫機能の調整や炎症を抑える1,8-シネオールが含まれているため、ストレスからの解放や風邪やインフルエンザの予防、肌のトラブルなどに◎です。
ティートゥリーの「抗菌しちゃうぞ!」みたいな香りが苦手な私には、ロザリーナの香りは心地良いです。
疲れ切ってしまった心身にロザリーナは優しく包んでくれるでしょう。ダウンしてしまう前に、ぜひロザリーナで癒しの時間を作ってみませんか?