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使うわけでもないのに見かけるとココロが何だかちょっぴりワクワクするフルーツってなぁんだ? となぞなぞからスタート!

答えは「レモン」です! 酸っぱくて何だかピチピチなイメージのフルーツですが、嫌いな人ってあまりいないのではないでしょうか。今回は、きっと万人受けする精油「レモン」のお話です。

 

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レモンのことって何か知ってますか? 意外と知らないレモンについて

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レモンって今やどこのスーパーなどにも普通に陳列されているフルーツの一つだと思います。だって、日本でも産地があるくらいですからね…。

しかし、レモンって何者なんだい? とふと思うことはありませんか? まずはレモンについて酸っぱくない程度に少しだけ齧りましょう!

【植物、精油としてのレモン】

・学名:Citrus limon

・科名:ミカン科

・主産地:イタリア、アメリカ、スペインetc

・抽出部位:果皮

・抽出方法:圧搾法

レモンは約6mほどの高さになる木で、白やピンク系の香りの良いお花は一年を通して楽しめます。ミカン科の精油の代表選手といっても過言ではないアロマテラピーのベーシックな部分では王道の精油ですよね。

レモンと言う名前には柑橘系を意味するアラビア語「ライムン」、ペルシャ語「リムン」に由来するものなんだそうです。

レモンの歴史はとても古く紀元前から使用され、古代エジプトでは肉や魚によるチフスなどの解毒剤として使用していました。

今でこそヨーロッパが主産地となっていますが、これは十字軍がヨーロッパへ持ち帰ったことによりヨーロッパに伝わりました。

まさかの(苦手な)世界史ワードが出てきましたね。レモンの精油一つにしても様々な歴史があるので大切に使おうという気になりますね。

レモンの主な芳香成分と働き。カットした時を思い出してみよう

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レモンにはどんな働きがあるのでしょうか? 主な芳香成分などを見ていきましょう。レモンをカットした時ってどんな感じがするか思い出してみると分かるー! と感じるかもしれませんよ!

【レモンの主な芳香成分と働き】

 ・d-リモネン(肝臓を強化、活性化させる血圧を下げる、腎臓を刺激して活性化させるetc)

 ・β-ピネン(身体や器官を強化したり活性化させる、血液やリンパ液の滞りを除去する)

 ・γ-テルピネン(静脈を強化、活性化させる)

 ・α-ピネン(身体や器官を強化したり活性化させる)

などなど色々な種類の芳香成分が含まれています。ここでレモンをカットした時、どんな感覚になりますか?

きっと身体が目を覚ますような感覚…元気になる、しゃっきりする、お腹の調子が何だか良いとかそんなことがありませんか?

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レモンにはやはりα、β-ピネンが含まれているため元気になる感じがします。胃腸の調子を整える芳香成分も含むためお腹の不調にも◎。

また、肝臓を強化し活性化させてくれるd-リモネンが精油全体の約60〜75%程度も含まれているため、デトックス作用が高い精油なんです。

日本では精油を飲用することはありませんが、ヨーロッパなどでは飲用することもあります。

何だか万能ではないですか、レモン。芳香成分を知らなくてもフルーツをカットした時の感覚と言うものも大切にしておくと良いと思います!

やはり自分の身体が求めているものというのは直感で決めることも重要ですので、そんなことも記憶の片隅に置いておきましょう。

 

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レモンの精油は「アレ」が含まれている!紫外線にはくれぐれも気をつけて

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いくら直感でレモンをチョイスしたい!! という衝動が起きてもこれだけは気をつけておいて欲しいことがあります…。

それはレモンの精油には「フロクマリン類」が含まれているということです。フロクマリン類って何ぞや? と…それは、光毒性のある芳香成分です。

紫外線に当たるとシミやシワの原因になることがあるため、肌に塗布してすぐに外に出かけるなんてことはしないようにしましょう。

レモンの精油についてのまとめ

*レモンについて知ろう。と言う名前は柑橘系を意味するアラビア語「ライムン」とペルシャ語「リムン」が由来! ヨーロッパに伝わったのは十字軍が持ち帰ったことからなんです!

*レモンの主な芳香成分や働き。レモンにはα、β-ピネンが含まれ、身体の活性化をしてくれたり、d-リモネンが精油全体の約60〜75%を占めているためデトックスしてくれる精油です。

*レモンにはフロクマリン類が含まれており、紫外線に当たるとシミやシワの原因に…。そのため、肌に塗布した後すぐに紫外線に当たることがないようにしましょう。

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レモンについてお話してきましたが、レモンのこともっともっと好きになることができましたか?

実は私、レモンの精油は持っているのですが、どんどん登場回数が少なくなってきています。

今回、お話をしてまたレモンを登場させようと思いました! アナタも梅雨時期をレモンのフレッシュ感で乗り切っていきませんか?

 

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