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昔、漢字の勉強をしている時に出てきた『萱』と言う文字ではなく…今回は同じカヤでもこちらの『榧』という植物の精油についてのお話です。何でも和精油の一つなんだとか。

アナタはこのカヤという植物を知っていましたか? お恥ずかしい話ですが、私は知りませんでした…なので、カヤについてお話しながら一緒に学んで行こうと思いますよ!

知っている方も知らない方もどうぞお付き合いくださいね。

 

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見た目はイチジクみたいだけれど?カヤは爽やかな◯◯系の香り!!

カヤについて知ろうと思い、初めは「写真」を眺めることに(外見から香りを想像)。私だけかもしれませんが、見た目は今の季節によく出回る…イチジクみたいに見えませんか?

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そのせいか香りは「ちょっとイチジクみたいな感じなんじゃないのかなあ?」と思いきや、何と「柑橘系のようなフレッシュ」な香りなんだそうですよ!

この果実からは想像だにしないものに驚いてしまいました。では、柑橘系のような香りということは…芳香成分にはアレが含まれている!? というお話を後ほどしていきます。

カヤの樹は成長するまでに時間がかかる!それは想像をもしない長い年月

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日本の樹木は今も昔も様々なものに加工されて、私たちの生活を支えてくれていますよね。お弁当箱などは本当にご飯をその中に入れておくだけでも香りも保存性もよく大好きです。

もちろん、このカヤも加工されているわけですが、実はカヤは成長するまでにとっても時間を要する植物なんですよ!

 

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植物・精油としてのカヤ

・学名:Torreya nucifera

・科名:イチイ科

・原産地:高知県など

・抽出部位:果実

・抽出方法:水蒸気蒸留法

カヤは主に朝鮮半島や日本に生育している樹木です。日本ではとても広範囲での分布をしていているんだそうですよ。

その分布範囲は、屋久島から東北の辺りまでと言うことでこれまたビックリしちゃう広さです。

そして、カヤの驚くべきポイントは見た目からの香りや分布のみならず、樹木が大きくなるまでの「生育期間」にあります。300年近くの年月をかけて大きな樹木となるため、近年では減少傾向に…。

精油については、カヤの果皮などを抽出するのではなく「果実」から水蒸気蒸留法で抽出されます。またこの精油はとても生産される数が少ないため、比較的高価なお値段となります。

でも和精油ってココロが落ち着くし試してみたい!! ですよね。

ココロとカラダをリフレッシュ!!カヤの主な芳香成分や働きについて

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カヤの気になり度が徐々にMAXに近づいていますが、続いては先ほど宣言していた柑橘系の香りと言うことは芳香成分にアレが含まれているのでは…? というお話をしていきましょう。

きっとアナタのご想像通りのものが含まれていますよ。

カヤの主な芳香成分と働き

・d-リモネン:肝臓の働きを強化、活性化・腎臓を刺激し活性化・大腸の動きを促進・血圧を下げる

・α-ピネン:カラダの器官などの機能を強化、活性化

・β-ミルセン:肝臓の働きを強化、活性化・腎臓を刺激し活性化

などなどが含まれています。d-リモネンやα-ピネンと何となく想像通りの芳香成分ではないですか?

…ということはカヤ精油は精神的な緊張や不安などココロが強ばってしまっている時にはリラックスさせてくれたり、柑橘系の香りなのでココロもカラダもリセット・リフレッシュさせてくれそうですね。

また、胃の不調や便秘や下痢を始めとする腸の不調の時には改善への手助けをしてくれるでしょう。なんと魅力的…勿論これだけの働きではありませんよー!

 

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カヤについてのまとめ

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*カヤは見た目がイチジクみたい…でもその見た目とは全然違う香り! カヤは「柑橘系のフレッシュな香り」が素敵な精油なんです。

*カヤは主に朝鮮半島や日本に生育している樹木で近年は減少傾向にあります。そして樹木が大きくなるまでの生育期間は想像もできない300年近い年月がかかります!

*カヤにはd-リモネンやα-ピネンが含まれ、精神的な緊張・不安を感じる時などにはココロをリラックスさせたり、胃腸の不調の時には改善の手助けをしてくれるでしょう。

うーん、カヤを今まで知らなかったことをとっても後悔しています…人よりも緊張したり不安感が強い私にはお守りになってくれそうな素敵な精油です。

アナタはどう感じましたか? 和精油が少しずつ出てきているので、和精油好きな方はぜひカヤを試してみましょう!!

 

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