「母の日にプレゼントするものってなぁんだ?」と聞かれると、まず思い浮かべるものがあります。アナタには何か思い浮かべるものがありますか?
「カーネーション」は母の日と聞けば誰もが連想することでしょう。ですが、カーネーションは母の日だけではないんですよー! 今回は、カーネーションから抽出される精油についてお話していきます。
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アロマであまり使用されない。カーネーションはフローラルの香り
お花があるとついつい香りを嗅いでしまいます…カーネーションも例外ではないはずです。しかし、うーん…香りが思い出せない!!
見るからに、「the お花な香り」だと思ちゃうわけですが、カーネーションの香りはどんな香りなのでしょう?
カーネションの香りは香水などにも使用されており、「甘くて香りに深みを出してくれるフローラル」な香りです。
カーネーションはアロマテラピーに使用することは少ない精油ではありますが、この香りは気持ちを落ち着かせ感情を解放させてくれることでしょう。香水に使用される香りはうっとりとしてしまいますね。
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ココロを落ち着かせてくれる精油。カーネーションの主な芳香成分と働き
先ほどもお話しましたように、アロマテラピーではそこまで登場するチャンスがないカーネーション。
でもココロを落ち着かせてくれるのは、カーネーションに含まれる芳香成分にありそう! ということで主な芳香成分と働きについてです。
【カーネーションの主な芳香成分と働き】
・オイゲノール:痙攣や痛みを鎮める/月経を引き起こす
・サリチル酸メチル:痛みを鎮める/炎症を抑える/肝臓の強化や活性化/腎臓を刺激して活発にする
・リナロール:興奮を和らげる/血圧を下げる/不安を抑制する/神経を強化、活性化するetc…
・シトロネロール:昆虫を寄せ付けない/興奮を和らげる/血圧を下げるetc…
など、様々な働きがあります。
ここに挙げられている芳香成分で、気になるポイントは「月経を引き起こす働き」や「血圧を下げる働き」、「興奮を和らげる働き」、「不安を抑制する働き」などでしょうか。
やはり、カーネーションの甘くて奥行きのある香りはココロを落ち着かせてくれるのだとこの部分を見るとわかりますよね。
カーネーションの採油率にビックリ!カーネーションは貴重で高価
さて、カーネーションの香りや働きなどについてお話してきましたが
「カーネーションの精油なんてほとんど見かけない! 気になるし、試してみたい…でも、どのくらいのお値段がするんだろう?」
と思いませんか? ここで知ることにしましょう。
カーネーションの精油は、ローズオットーと同じように採油率が非常に低い精油の一つです。
どのくらい低いのかと言うと、0.002〜0.003%! これには…1kgの精油を抽出するために「カーネーションのお花が5000kg程度必要」ということなんですね。
…5,000kgって一体…目にしたことのないお花の数なのでしょうね。
そのため、精油のお値段は1mlで3,000円程度します。とっても貴重だから大切に使わなきゃと思わせてくれます。
カーネーションについてのまとめ
*カーネーションはアロマテラピーで使用されることは少ない精油で「甘くて香りに深みを出してくれるフローラル」な香り。
*カーネーションの主な芳香成分と働きについて。興奮を和らげたり、不安を抑制する働きがあるのは甘くい香りからもわかる素敵な精油!
*カーネーションの精油は貴重で高価。ローズオットーと同じように採油率が0.002〜0.003%と非常に低い精油の一つ! 精油を1kg抽出するためには「カーネーションのお花が5,000kg必要」なんです。
カーネーションの精油はアロマテラピーで使用されることは少ないかもしれません。
お値段も少々しますし…ですが、高価でも香りに関わるアロマテラピーや香水好きさんたちは一度は手に取ってみたいもの。
カーネーションの精油をいつものブレンドに少しだけ加えて、自分だけの香りをゲットしてみませんか?
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