タンジェリンは植物学上、マンダリンと同じ分類の近種に当たります。
この2つは香りや成分なども良く似ていますが、果皮はマンダリンは黄色っぽいオレンジでタンジェリンは濃いオレンジ色をしています。香りはタンジェリンの方が弱めで、妊娠中やお子様にも使っていただける優しい精油です。
モロッコからアメリカに伝わった事からタンジール人(モロッコ人)の名前をとってタンジェリンと呼ばれるようになったそうです。
ストレスや不眠が続く時、消化器系のトラブルに効果が期待できます。ではタンジェリンについて説明させていただきますね!
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タンジェリンの基本知識、楽しみ方や使い方
タンジェリンの香り
みかんに似たフレッシュな柑橘系の香り
心へ働きかけるタンジェリンの効果
ストレスが溜まっている時!眠れない時!緊張を緩和したい時!
柑橘系に多く含まれるリモネンの働きによりリラックス効果が期待できます。
ストレスや緊張を緩和したり、心を鎮静してくれるので気持ちが穏やかになります。
柑橘系の爽やかな香りは、憂鬱な心をパッと明るく元気にしてくれます。
なかなか寝付けなくて眠れずに困っている時には安眠効果があるのでおすすめです。
身体へ働きかけるタンジェリンの効果
消化器系のトラブルに!ダイエットに!
主成分であるリモネンには胃腸の保護作用、消化吸収促進作用があります。
胃腸が重だるい時、食欲がない時におすすめです。
心をリラックスする働きもあるので、ストレスからくるような胃痛、便秘、食欲不振下痢にも高い効果が期待できます。
また皮下脂肪の燃焼を促進してくれる働きがあるのでダイエットにも効果が期待出来ます。
気になる部分にオイルトリートメントをするのもおすすめです。
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肌へ働きかけるタンジェリンの効果
冷え症に!妊娠線の予防に!油性肌に!
血行促進作用があり、特に抹消血管の循環を良くしてくれます。
指先や足先が冷えやすい時には手足をオイルトリートメントするのもおすすめです。
皮膚の強壮作用があるのと、優しい成分から妊婦さんの妊娠線予防のマッサージにも使われています。
過剰な皮脂をコントロールするので、油性肌やニキビのケアにも優れています。
タンジェリンを使った楽しみ方!!
タンジェリンの精油は妊婦さんをサポートしてくれると言われています。
妊娠中は時には情緒不安定になる事もあるかと思います。気分が落ち込んで元気が出ない時には、柑橘系のフレッシュな良い香りが心を明るくしてくれます。寝れない時は穏やかに作用し、ぐっすり眠れます。
妊婦さんは植物油やラベンダー精油とブレンドしてお腹をマッサージしておくと妊娠線の予防になるそうです。
妊娠中は足などが浮腫みやすい時期ですが、タンジェリンは浮腫みやセルライトを軽減するのにも役立つと言われています。
冷えやすい指先足先の血行も促進してくれたりと、妊婦さんが困る症状に働きかけてくれる、妊婦さんの為にある精油だと言っても言い過ぎではない位に優れているんですよ!
香りに敏感な時期でもありますが、柑橘系の香りならきっと大丈夫ですね。
タンジェリンの精油 まとめ
タンジェリンはレモンとオレンジを混ぜたような爽やかな香りがします。
香りが弱めで働きも穏やかなので、香りが苦手な方、妊婦さん、お子さんも安心して使う事が出来ます。
フランスでは子どもがしゃっくりが止まらない時や消化不良を起こした時のケアやお年寄りの消化不良や肝機能向上をサポートにも使用されています。
気分が落ち込んだり、高ぶった気持ちを落ち着かせたり心のバランスを穏やかに整えてくれる作用があります。寝つきが悪い時には特におすすめです。
幅広く使用しやすいタンジェリンですが、光毒性があるのでトリートメント後に紫外線に当たる事は避けてくださいね。
元気が出ない時、不眠が続く時には明るい香りが心と身体を温めてくれます。
タンジェリン、是非お試しくださいね!!
禁忌事項
・光毒性があるのでトリートメント後に紫外線に当たるのは避けてください。
・香りが薄く感じるとは思いますが、濃度を濃くすると皮膚を刺激する場合があるので高濃度にしないよう注意して下さい。
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