コウヤマキというのは和精油の一つですが、アナタは知っていましたか? すべてカタカナ表記だと何となく和精油とピンとこない部分はありますが…。
このコウヤマキ、個人的に日本の中でも一番の聖地であると思っている場所の周辺で生育している植物の精油でちょっぴり神々しい精油だと思っています!
今回はコウヤマキのお話にどうぞお付き合いくださいね。
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名前の通りあの場所で生育している? 植物・精油としてのコウヤマキ
日本で神聖な場所ってどこか思い浮かべる所はありますか?
コウヤマキはあの有名な場所の名前がついているんですよ! でもコウヤマキのことを何も知らない…と言う訳で早速、コウヤマキについてです。
植物・精油としてのコウヤマキ
・学名:Sciadopitys verticillata
・科名:コウヤマキ科
・原産国(地):日本(和歌山)
・抽出部位:葉、枝
・抽出方法:水蒸気蒸留法
コウヤマキはその名前に『コウヤ』と付く通り、原産国は『日本の高野山の周辺…和歌山』で生育している葉っぱがつんつんした常緑針葉樹の植物です。
コウヤマキは古くから庭園などに植えられ、世界でも指折りの(!?)造園木です。コウヤマキは仏壇に供えられたり、棺の材料に使われていました。
また、おしぼりの香り付けとして使われたりととても好印象を与える香りが印象的なんです!
ただ、採油率が低いので…高価な精油です。1mlで1,500円くらいのお値段のものが多いように感じます。
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コウヤマキの香りはやっぱり◯◯!? 香りを嗅いでいるうちに元気に!
精油のお値段のお話が出たところで、『ちょっぴりお高い精油!! 購入するのに勇気が…』と思いますよね。そして、やはり精油を選ぶ際に重要なのは香り。
ここでは『コウヤマキの香り』に少し触れることにしましょう。
先ほどもつんつんとした葉っぱから想像がつくのですが、コウヤマキの香りは「THE 森林」という感じの香り。このような森林っぽい香りの精油は色々とありますよね。そして苦手な方もいるかもしれません。
しかしコウヤマキの香りは森林系の香りが苦手な方にも好まれる清々しいものです。この香りを嗅いでいると、いつの間にか心身がとっても元気になり、リラックスとリフレッシュできちゃいます。
精油の香りから想像がつくけれど…。コウヤマキの主な芳香成分と働き
森林系の香りでリラックスやリフレッシュして元気になれちゃうコウヤマキ。では、どうしてコウヤマキはこのような働きがあるのでしょう?
コウヤマキの主な芳香成分にはセドロールが含まれています。このセドロールにはリンパや静脈を強化・活性化したり、血液やリンパ液などの体液を正常に循環させ滞りを取り除いたりなどの働きがあります。
この他にも同じような働きをするα-セドレンや身体の器官や組織を強化・活性化するα-ピネンなども含まれています。これらによりコウヤマキは心身ともにリラックス、リフレッシュさせ元気を与えてくれるのです。
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コウヤマキについてのまとめ
*コウヤマキはその名前に『コウヤ』と付く通り、原産国は『日本の高野山の周辺…和歌山』で生育する植物で、精油の採油率が低く、ちょっぴり高価!
*コウヤマキの香りは「THE 森林」という感じの香りですが、森林系の香りが苦手な方にも好まれる清々しい香りで嗅いでいるうちに心身がリラックス、リフレッシュしちゃう!
*コウヤマキの主な芳香成分にはセドロールやα-セドレン、α-ピネンなどが含まれ、これらにより心身ともにリラックス、リフレッシュできる!
コウヤマキについてお話ししてきました。今まで知らなかった植物たちの素敵な香りが精油になって、私たちの手元に届くのはとても幸せな気がします。
日本古来の香りというものはやはり日本人の私たちに馴染みやすい香りです。
まだ和精油を試したことがない方、ぜひチャンスがあれば試してみてはいかがでしょうか?
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