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バイオレットリーフはヨーロッパおよびアジアの1部が原産のスミレ属の植物です。

和名はニオイスミレと呼ばれていて、バイオレットリーフの精油はこの植物の葉から溶剤抽出法で抽出されます。

古くから薬草と使用されてきた歴史があり、ヨーロッパでは咳止めや消臭剤、目薬として利用されてきました。花は食用にも使用されています。

永遠の愛、思いやりのシンボルとしても使われたり、マリーアントワネットが愛用したりナポレオンの党派の象徴とされたと言う歴史もあります。

精油は採取量が非常に少ない為、レアな精油の1つです。

鎮静効果に優れていて頭痛や二日酔い、イライラか怒りの感情を鎮めてくれます。

香りはかなり強めで、刺激も強いので上手に使いたい精油になります。

ではバイオレットリーフについて説明させていただきますね♪

 

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バイオレットリーフの香りと基本知識

バイオレットリーフの香り

ウッディ系の森林を思わせる香り。

心へ働きかけるバイオレットリーフの効果

(心が不安定な時に!イライラに!不眠が続く時に!)

ついついイライラしたり怒りの感情が強くなったり、不安や緊張を抱えて心が不安定な時に、優れた鎮静効果でリラックスしてくれます。

自分で心のコントロールが難しいと感じる時に、香りの力が自分を取り戻すサポートをしてくれます。

神経性の疲労にも効果があると言われているので、ストレスが溜まりすぎた事で自律神経のバランスが乱れ、不眠が続いているような時にもおすすめです。

人間関係での疲れを癒してくれるとも言われています。

身体へ働きかけるバイオレットリーフの効果

(呼吸器系のトラブルに!頭痛に!むくみに!冷え症に!)

古くから民間医薬で呼吸器系の疾患に利用されてきました。

咳や痰を鎮めたり、抗菌効果もある事から気管支炎、咳、喉のイガイガなどの不快感、痰の絡みなど呼吸器系のトラブルに幅広く対応します。

鎮静作用と鎮痛作用が穏やかに働きます。ストレスが影響した頭痛や編頭痛、めまいなどの改善が期待できます。

また、利尿作用、発汗作用、循環器刺激作用があります。身体を温め、身体に溜まった余分な水分を排出する手助けをしてくれます。

催淫作用もあると言われています。

 

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肌へ働きかけるバイオレットリーフの効果

(肌あれに!ニキビケアに!)

刺激が強い為、肌に直接塗布する事は禁止した方が良さそうです。

芳香浴で利用しても効果があると言われています。

抗菌作用がある為、ニキビや肌荒れの改善に役立ちます。ニキビや湿疹で肌の痒みが気になる時にも効果的です。

また、収斂作用は開いた毛穴のケアに有効だと言われています。

バイオレットリーフを使った楽しみ方!!

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バイオレットリーフの花は、室内に置くと生花1輪だけで部屋中に香りが漂うほど強く濃厚な香りを持っています。

精油も香りが強いので、使用量は控えめに、他の精油とブレンドして使用していただくのが丁度良さそうです。

肌への刺激が強い為、どの文献をみても直接肌に使用する事を控えるよう記載されています。

芳香浴を楽しむ為の精油ですね。

香りは強いのですが、意外と相性の良い香りが多いです。

・バイオレットリーフ×イランイランネロリ等(フローラル系)

・バイオレットリーフ×グレープフルーツ、オレンジスイート(柑橘系)

・バイオレットリーフ×シトロネラスペアミント(ハーブ系)

・バイオレットリーフ×ベンゾインフランキンセンス(樹脂系)

などがおすすめのブレンドです。

濃厚な香りの特徴でもありますが、香りが脳に届きやすいのもあり、催眠、催淫作用が働きやすく身体がリラックスしすぎてしまう場合があります。

就寝前や休日にゆっくりしたい時に使用しましょう♪

 

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バイオレットリーフの精油 まとめ

バイオレットリーフは濃厚なフローラルな香りで、芳香剤などの原料にも使われています。

日本では馴染みが薄いのですが、西洋ではラベンダーやローズと並んで親しまれている香料になります。

マリーアントワネットがこよなく愛された花であり、香りを楽しむだけでなく花を砂糖付けにしたものが大好物だったと言われています。

レアで高価な精油の1つで、入手が困難でなのもあり普段使いと言うよりは、とっておきのアロマテラピーに使用したいですね。

「疲労が溜まりすぎて、限界・・・」

「人間関係に神経を使いすぎて疲れた・・・」

「今日こそはゆっくり眠りたい・・・」

強いリラックス効果に合わせて、かつてマリーアントワネットが愛した香りだと想像するだけでも、贅沢でロマンチックな気持ちにさせてくれそうです。

バイオレットリーフ、是非お試しくださいね♪

注意事項

・刺激が強いので肌に直接塗布しない。

・香りが強いので濃度に注意して使用する。

・妊娠、授乳中の使用は避ける。

 

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